カンムリカイツブリ2022 4/30 2羽いる…⁉ 昨日のと違うように見えます

2022/4/30　土曜日　晴れ　でも風が強いです…

昨日は　D-中洲の脇で　カンムリカイツブリの夏羽の成鳥を見ることになったのですが
今日は　同じ中洲の反対側で　またカンムリカイツブリの成鳥を見ることになりました

まだ今日もいた　ということかと思ったのですが
あとから写真をよく見ると　実は昨日の個体と違って見えます…
もしそうであるならば　2羽のカンムリカイツブリがやって来たということになりますが
幸いにも昨日の個体の写真が手近にありますので
写真を比べながら
その辺りの検証をしてみたいと思います


今日カンムリカイツブリが現れたのはやはりD-中洲の脇になりますが　今日は左側になります


水の中から出てきたのですが



こちらを向いてますね
この段階では　昨日の個体と同じに見えますが



顔を少し横に向けた時に







少し違和感がありました

その理由を考えるに　
こちらの個体は　顔が長く見えますし　首も白さが目立つようです
顔の白い部分の面積が違って見えるのと　髪の毛の濃さも違って見えますので　夏羽の進行度合いに差があるように見え　オスとメスの違いになるのかもしれません

こちらが昨日の個体の写真になりますが







昨日の個体をA　今日の個体をBとして
違いを書き留めると
①顔の白いところが　A の方が少ないのですが　B はそれが多いので顔が長く見えます
②その理由として夏羽の赤いところがA の方がたくさんあるように見えます
③頭の毛がA は黒さが目立ち毛が立っているように見えます
それに反してB は頭の毛が寝てるように見えます
④A の方が首の後ろの毛が黒くたくさんあるように見えますので　首の白さはB が強いように見えます
　毛が濃いということです
⑤背中の色が違います　A はグレーなのですが　B は黒が強いです

それと最後に
⑥くちばしと目の間の上に白いところがあるのですが　その形に少し違いが見えます
写真を近くでよく見ると　目の上の黒い髪の部分に段差が付いていることがわかるのですが
B はなだらかに段差が付いているのですが　A の場合は黒い毛が前に少しだけ突き出ていますし
白い先の部分が三角に尖って見えるのですが　B の場合は丸みを帯びているように見えます
それによって少し見え方も違うのですが　決定的に違うところになります

いずれの写真も　顔の右側の写真になりますのでそちらの比較となります


背中の色の違いは
B の個体では

ほとんど黒い色をしているのですが


A の個体は

グレー色になります


昨日の個体A と今日の個体B を写真を並べてみたのですが
明らかに違いがあると思われます

以前のサチ子と二郎の場合を例にとると
髪の毛が濃い方がオスの二郎で髪が立っており赤いところも多かったようなのですが
サチ子のメスの場合は　髪の色も薄く　寝ていました
首もサチ子の方が白く見えたようです
それを考えると　個体A がオス　個体B がメスということを考えるのですが
それには2羽いるという裏付けが必要ですね




今日の話の続きは




先ほどの違いが確認できるでしょうか
昨日の個体はこの角度でも首の毛が見えたようですが　この個体はそれが見えないようです










背中の色が黑が強いのがわかりますね



ここで

この後潜るのですが


また出てきたときには

先ほどの後ろ姿で遠ざかってゆきます


中洲に沿って






海峡の方へと消えてゆきました


今日は風が強いので　この後は早々に引き上げることになりましたが
2羽のカンムリカイツブリがいるとするならば　期待が膨らむことになりますね
そんなお話でした　それでは　また