カンムリ2023 6/27 Aペアの巣を偵察に来るDペアのE子かな…

2023/6/27

この日のカンムリの様子になります
今このモエレには2組のカンムリペアが抱卵状態に入ってます
まだ雛の顔は見ていませんが　そろそろ出てくる頃合いになります

そんな中　抱卵を交替して沼の中を遠くまで足を延ばすDペアのE子を見ることになりました
このE子　以前はあまり巣のそばから離れませんでしたが　巣の周りも草で覆われ外敵の心配がなくなったこともあってか　このところはかなり遠くまで足を延ばしているようです

この両ペアはともに互いのペアの存在はわかっているはずですが
こちらとしては互いのペアをどのように認識しているのかが大いに気になるところです
似たもの同士　ということになりますが　互いに近づくわけでもなく　互いに無視しているようにも見えます……

しかしそこはカンムリカイツブリですので　今後どのような展開と関係性を見せるのかが
こちらとしては大いに気になるところとなりますね


この日はDペアのE子が　Aペアの抱卵の様子を遠巻きに見ているのを目撃します
同じように抱卵に入った両ペアですから　雛が生まれているのか互いに気になるはずです
おそらくE子はそれが気になってAペアの巣を見ていたのだと思われます
そんなお話になりますが　このE子はその後も何度も日を変えて同じように観察を繰り返していましたので
おそらくそういったことであったのかと思います。





この日はまず中の橋の上から
抱卵しているAペアを確認します

A太なのかとは思いますが　B子はどこにいるのかわかりません



橋の東側を見ると




1羽だけホシハジロが泳いでいます
この時期にホシハジロを見るのは珍しいのですが
この沼では夏でも根つきのホシハジロがいるようで
去年もそれを見ています



どうやらオオバンと一緒に







活動しているようです。




このままDペアを見るために公園の道路を歩いてゆきますと
途中　C-中洲の中間あたりの中洲と公園側の間の水の中にカンムリを発見します








最初は先ほど見なかったB子なのかと思いましたが
どちらにしてもメスに見え　そうするとDペアのE子の可能性も高いと思いました
この辺りまでなら簡単に来れそうです



向こうに見えるのは

C-中洲で　カンムリはこちら岸の草の陰に隠れて見えなくなってしまいました…。




Dペアの方は

何事もなく抱卵しておりますが
1羽だけしか見えなく


巣の上にいるのはおそらく

D作だと思います
そうするとやはり先ほど見たのはE子なんだと思われました。





ここでまた中の橋まで引き返してゆきますと

巣の上にはカンムリの姿はなく　後ろの水の中にその姿があります
どうやら交替か交替の準備をしているのかと思われますが



すぐに巣の上にそのカンムリが




登ってきました
これからまた卵を抱くのだと思うのですが




この写真を見るとそれがオスのA太であることがわかります
胴体脇の茶色が目立ちます
してみるとまだ交替はしていなかったのかもしれません…




その時こちらが見ている橋のところの少し右下の水の中に
もう1羽カンムリがいるのを発見します
最初はそれがAペアの片割れのB子かと思ったものですが



写真をよく見ると…










メスには違いはありませんが
いつも見るB子とは違うように見えます…
こちらはもっと顔が細く目の感じが違うように思われます



水草の中でじっと動かず巣の方を見ているようです
潜ってもすぐにまた出てきて水草の中でじっとしていますね

ずっと左の奥の巣の方を見ていますが
この時感じたのは　　これはE子なのではないかということになります

おそらく　Aペアの様子を見に来たのだと思われます



いつも見るB子とは




顔の感じが違って見えます



そのE子はこちらを気にしながらも




巣を見ていますが



巣のところにはいつの間にか

2羽のカンムリがいて



水の中にいるのは胴体の色の黒さを見るに

B子であることがわかります




E子は水の中からじっとそれを窺っていましたが







ここで

ドボンをして姿を消してしまいました
おそらく雛がもう生まれたのか見に来たのだと思われます
もう1組のペアのことが気になるんでしょうね

そんなカンムリペアの様子となります
それでは　また