メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

仙丈ケ岳(北沢峠から往復)

2016-07-04 22:44:36 | 山行
7月3日は予告通り山に行ってきました。

天気予報では北の方角が悪化しているようなので南関東周辺で考えたんだけど、あんまり行きたいところが無くてねぇ。。。
山梨方面もまあまあの天気のようだったんで、ちょっと遠いけど初めての南アルプス・仙丈ケ岳に行くことにしたんだ。

ちなみに山梨と静岡の天気予報はまあまあ。山の向こう側、長野県の伊那谷あたりの天気は雨。さて、中間地点の仙丈ケ岳の天気はどっち?

あ、先に書いときますがこれから仙丈ケ岳に行こうと思っている人はここから先見てもあまり使える情報無いっすよ。
…つまり天気は悪かったということです。。。だいたいわかっていたので、大きな落胆はなかったさ。でもね、やっぱり期待してるじゃん?

登山口の北沢峠までは甲府駅から山梨交通の広河原行バスで約2時間、広河原からは南アルプス市営バスに乗り換え約25分。
甲府駅4:35発のバスに乗ればだいたい7:00前後には北沢峠に到着します。


北沢峠からは仙丈ケ岳のほかにほぼ同じ所要時間の甲斐駒ケ岳にも登れますが、今回は仙丈ケ岳で。
甲斐駒ケ岳は天気のいい日に行きたいんだよね。仙丈ケ岳は高山植物が多いらしいので、一応展望が無くても楽しめるかな、と。

まあ、天気が悪いのはある程度想定していたけど、この日想定外だったのは風が強いこと。
これに雷とかあったら諦めるけど、登山口ではまだ雨も落ちていないし風だけなら、まあ、なんとか。。。

写真も撮っていないんだが、5合目でついに雨に降られ、強風に煽られています。ここから雨具とザックカバーフル装備に切り替えますが、
ここで諦めて引き返す登山者もたくさんいましたね。

天気が悪いので北沢峠から1枚も写真撮っていなかったけど、ここでようやく1枚(カメラを取り出すのもめんどい)。

小仙丈ケ岳まで来ました。天気が悪いんで歩くだけ。なんでペースだけは良くて、登山口から2時間かからず到着。
ピーク上や稜線は風を遮るものがないんで、結構やばいっす。夏道だからギリギリ歩けるけど、雪道だったら100%諦めるレベルの風が吹き荒れています。


風だけでなく、視界はこの通り。
小仙丈ケ岳を越えて稜線を歩いているので山頂も近いかと思うが、何も見えないのでなんもわかんねー。
ちなみに、メガネを拭いても拭いてもすぐくもるので、実際の視界は上の写真よりもさらにありません(汗)


花はたくさん咲いているんですよ。
風と雨でカメラを取り出すのも厳しいんでほとんど撮れていないけどね…。


気付いたら標高3033m、仙丈ケ岳の山頂に到着していました。
標識読み取れるかな?

甲斐駒ケ岳はもちろん、目の前にあるはずの日本で標高第2位の北岳も4位の間ノ岳も見えません。
ってか、10m先も見えません。

小仙丈ケ岳までは好調だったんだけど、そこから妙に疲れが出て標高差160m程度に1時間かかっています。
北沢峠から3時間弱、長袖+雨具上下着用でも全く暑くないくらい気温低いのと、写真撮らずに歩いているんでそれなりに早かったですね。
標高3000m超えているといっても、北沢峠から1000mですからね。この前の朝日岳と比べれば楽勝と言ってもいいでしょう。

帰りは少しだけコースを変えて千丈小屋経由で帰りますが、こっちの斜面はまさに風が当たる側なんで、風がやべーっす。


千丈小屋はこの天気だから人気がないっす。


森林限界の上に1本だけダケカンバかなんかの木があります。
今日だけじゃなく、冬なんかは強風の日も多いだろうに。

帰りは、特に何もありません。
小仙丈ケ岳もいつ通り過ぎたのか分かんなかった。12:00過ぎには北沢峠に帰ってきました。

まあ無事に下山できたんで、次に南アルプスに来たら甲斐駒ケ岳に行きますかね。
仙丈ケ岳も晴れた日にもう1回登りたいし。

本日の山:仙丈ケ岳(3033m)
山ゲージ:28,391m
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