2月14日、行ってきましたよ。HELLOWEENとGAMMARAYが競演する、夢のようなライブですよ。
この2つのバンドがどう絡み合うのか。この日、東京厚生年金会館 大ホールに集まった人達の最大の関心事はそこにあったと思う。
最初に出てきたのはガンマ・レイだった。新作でもオープニング曲として収録されていた、"INTO THE STORM"でスタート。ストレートなHMナンバーなだけに、会場は一気に盛り上がる。
座席の位置が悪かったのか、音のバランスはやや悪いように感じたが、そんなのはライブという特異な空間で気にするのはナンセンス。純粋にその空気を楽しみました。演奏時間は、アンコールを含めて80分程度だったでしょうかね。思ったよりも長くガンマ・レイに尺が取られていました。
ガンマ・レイの演奏終了後、20分程のインターバル(舞台転換)をはさんで、いよいよハロウィンの登場である。
20時10分過ぎ、ハロウィンの演奏スタート。当然のことながら、アンディ・デリスの歌声はカイ・ハンセンのそれをはるかに凌駕する。ハロウィンの演奏を聴いていて、ガンマ・レイ以上に引き込まれた。演奏された曲目、演奏順序はあまり覚えていないのだが、"March Of Time"が演奏されたときには、「それは、カイと一緒にやってくれー」と思う。他にも多くの人がそう思ったのでは。でも、この曲はやっぱり名曲だ。
ハロウィンの演奏も、アンコール含め80分程度だったと思う。やはり「Keeper Of The Seven Keys」シリーズからの曲が多く、その存在の大きさを改めて感じる。ただ、新作の「Gambling With The Devil」は、多くの人がハロウィンといえば「Keeper Of The Seven Keys」と認識していることを改めさせることのできる"傑作"だと思っているので、新作からの曲が少なかったことは少々残念だった。
ハロウィンのアンコール終了後、ステージに登場したのはハロウィンの5人とガンマ・レイのドラマー、ダンを除いた3人だった。ここでようやく本日のお目当て、ドイツHM界の両巨頭による競演が実現した。そして演奏するのは当然、「Keeper Of The Seven Keys」からの楽曲である。
ヴァイキーとカイがギターをかき鳴らし、アンディが歌い、カイもそれに参加する。両バンドのファンが長年、夢と想像の中でのみしか見れなかった光景が今、目の前で行われている。最後は"I Want Out"で終了。夢のような時間は短かった。
結局、両バンドの競演は2曲だけだったでしょうか。もう少し多くの曲で競演してくれれば…、と思わずにはいられませんが、両バンドによるおよそ3時間の演奏は満足感でいっぱいです。
でも、最後に両バンドの競演に加われなかったダン・ツィマーマンはかわいそうだぁー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます