

ヒメサユリ 以東小屋
例年よりも遅く7月26日の朝から登山道の草刈りのアルバイトに行き、
今日夕方無事に戻ってきた。
会社のデジカメから仕事外の画像を移すまもなく16時半から打ち上げとなる。
今年はヘリコプターによる荷揚げが間に合わず、刈り払い機も背負い上げたので
しんどいことであった。
二人一組で我々は直登コースを担当。
ロバは荷物と燃料、替え刃を背負い、相棒が薙いだ枝や草の始末を受け持つ。
初日は以東小屋まで荷揚げするのが仕事。
雨時々曇りで気が重くなるがやがて天気も回復してきてほっとする。
大鳥小屋(タキタロウ山荘)で持参した昼の弁当を食べ一休み。
東沢を渡り急坂を登り始めると以東小屋まで足が痙らずに登れるか
不安がよぎる。

キンコウカ
途中、ヒメサユリやニッコウキスゲ、ミヤマリンドウ、キンコウカ等の花が見られた。
ヒメサユリは盛りを過ぎていて花は少なかった。
5時前に無事以東小屋に到着。
レトルトご飯と中華丼の素を温め、インスタント味噌汁としなべきゅうりで夕食。
ロバは缶ビール1本を飲み早々に寝る。
2日目は5時前に起き出し、缶詰と味噌汁と残り物の漬け物を食べ、コーヒーを飲み
6時頃に出発。


飯豊連峰遠望 大鳥池は熊の毛皮を広げたような形だ
11時頃に弁当を食べ、ブナの枝に足を預けて横になりしばらく休む。
今回は初のスパイク地下足袋登山だった。

昨年は遅くなったが、今年は3時頃に東沢徒渉点まで降りることができ、
湖畔の道の草刈りをしてきたチームと合流。
ロバは夕飯のカレー当番を任されて大鳥小屋に向かい、他のメンバーはオツボ峰コースの応援に向かった。
カレーに入れる青い野菜がなかったので青ミズを採って行く。
8人分のカレーを作るのでタマネギ、ニンジン、ジャガイモ、豚肉を大量に切り、
缶ビールを飲みながらタマネギをじっくり炒め青ミズも投入して作る。
ご飯はガス炊飯器で五合炊く。
皆の帰りが遅くなり7時頃にようやく夕食開始。
我々は小屋の一階を使わせてもらい、一般登山者は二階を使用。
最終日は小屋の周囲やキャンプ場をみんなで除草して早お昼のインスタントラーメンを
食べてから下山。


ノウゴイチゴがキャンプ場にたくさんあったが、食べられることを知らない人が多い。
少し熟しすぎで残念だった。
ブナいろいろ


女とでくの坊 (右)三者会談


(右)七曲がりは美味しい水場が多い



エゾアジサイ