山里便り

都会から東北地方の豪雪地帯にあるカミサンの故郷に移住して民宿を営むロバと呼ばれる人間の雑記帖です。

山菜四種と山の花

2017-05-12 23:59:05 | 山菜・キノコ
里山に行って撮ってきた写真です。

 
山菜のアイコ(ミヤマイラクサ)と赤ミズ(ウワバミソウ)の芽出し 

 
山菜の女王ともいわれるシドケ(モミジガサ)の若い株  エゾエンゴサクは青い花 これも食べられるというが小さいので
量を採るのがめんどくさくてまず食べない。 
 
 
エンレイソウは茶色っぽい小さな花  白い花はキクザキイチゲの花 キクザキイチゲの花は白と青紫の2タイプあり花の大きさも2倍以上の違いがある。これは大花タイプ。

 
ミヤマカタバミはシュウ酸が含まれているので食べると酸っぱい。

山菜採りに行く

2016-05-08 23:59:41 | 山菜・キノコ
 
左:シドケは独特の香気があり、たしか山菜の女王とも言われる山菜の一つ。とりあえずお浸しで食す。  右:ハンゴンソウ 茎が柔らかい内ならこのくらい葉が広がっても茎は食べられるが、ふつうはもっと若い内に採る。地元の人は食べないが、ロバはたまに喰う。

 
左:アイコ(ミヤマイラクサ)も山菜の女王と言われている山菜の一つ。サラダや味噌汁の具にもよい。 右:セイヨウイラクサは連れの希望で庭に植えたハーブの一種でネトルと呼ばれハーブティーに利用されている。

 
左:ドンゴイ(オオイタドリ)は塩漬けにして保存したものを塩出しして使うのが普通だが、今回は生のまま皮をむき砂糖をまぶして冷蔵庫内で漬け込んだ。 右:ニリンソウ お浸し位でしか食べたことがない。


赤コゴミは茹でてからそばつゆにつけ込んだ。


奥山にはまだ残雪がある。

タラの芽はもう少し大きくなってから採ろうと思っていたら先を越され2芽しか採れず。

ヤナギシメジを味わう

2015-10-07 16:22:07 | 山菜・キノコ

10月に入りヤナギシメジ(ハタケシメジ)が出てきたので採ってきた。
紅葉前でお客様もあまりいないので、大半はゆでて塩蔵し、一部は自分で調理して食した。
バター炒めにして塩とレモンで味付けしたり、ラタトゥィユや味噌汁の具材にしたり。
シャキシャキとした歯ざわりでおいしい。

 
右のは左よりも日が経ち傘が開き縁が波打っているもの。

ハタケシメジは、下記サイトによるとビタミン、ミネラルは他のキノコの3~5倍、生理活性が高いとのこと。最近人工栽培可能になったという。
ハタケシメジ情報サイト


クルミの始末をする

2015-09-23 23:46:52 | 山菜・キノコ
 天気が良いので、これまで拾い集めておいたクルミの皮を取り水洗いしてから天日干しする。この夏から庭先の小川が水涸れしてしまい、別の深い水路に降りて洗ったので手間取った。

黒くアクが強いのでゴム手袋をして作業をするのだが、皮がまだ緑色のものは外すのにかなりの力を要するものもあり、長靴で踏んで外し、さらに指先で取ったりするためにゴム手が傷んで右手の親指、人差し指、中指は黒く染まってしまった。
5ケース天日干し中。クルミは青嵐舎名物のクルミ豆腐にしたり、お浸しにかけたり、パンやお菓子に使う。

クルミの実の大きさは樹ごとにほぼ一定だが、小さい実のなる樹、大きい実のなる木があり、なるべく大きな実を拾い集めると固い殻を割り仁(核)を取り出すのが楽である。
産直では小さなものも売られているが、面倒そうだ。
オニグルミは何しろ殻が固いので「くるみ割り」の道具も市販されており、ロバはクルギンを使っているが、ない場合は、あぶって殻に生じた割れ目に古い包丁を入れて割る方法もある。数時間水に浸けた後オーブントースターで180℃20分位の加熱をするとたいていの殻に割れ目が入る。

 

最近はテレビの健康番組でクルミが取り上げられたせいか、大鳥にも拾いに来る人たちがいて道脇のクルミの樹が落とした実は先を越されることも多い。
ロバは山の中腹の樹からも拾ってきたが、リュックに入れて背負い、両手の買い物袋に入れて持ち下ると脚にこたえた。

ナメコ山へ行く

2014-10-26 23:59:31 | 山菜・キノコ
  
この秋、義父たちが原木ナメコを栽培している現場に行ってなかった。
天気が良いので様子を見に行く。
車を置いて色づいた木々に囲まれた山道を登ること約20分。
ブナ林の中の栽培地に到着。汗をかいた。
道には2カ所に熊の糞らしきものがあった。

  
朝方あらかた収穫した後なのでナメコの写真はこれだけ。ブナの葉はまだ青かった。



宿の食材探しに難渋する

2014-10-15 23:59:18 | 山菜・キノコ
マスタケというキノコを探しに昨秋たくさん採れた倒木を目指したが、
川が増水し河原歩きで近づけない。仕方なく藪こぎして進んだが厳しくなり引き返す。

アケビも足りないので探しに行くが、なかなか見つからない。
やっと見つけたものは高くて採れないため、家に戻り高枝切り鋏を持ち帰り何個か採る。

アケビを探していた林の一画でモダシを見つける。
この秋モダシは不作のようでロバははじめてまとまった量を採った。
一晩水につけ翌日煮て塩蔵した。


ヤナギシメジは今日も見つからずじまい。

マスタケ

2013-09-26 23:07:24 | 山菜・キノコ
 
川から少し登った斜面の倒木にマスタケが生えているのを相方のA氏が見つけて二人して採る。
大きくなると硬くなり食べられなくなるが、食べ頃のものが多かったのでラッキーだった。

 
夜、連れが含め煮?にした。独特の色だ。

マイタケに出会う

2013-09-24 23:18:32 | 山菜・キノコ
 
山の仕事道を歩いていると道のすぐ脇にマイタケがあった。
下の方は少し虫に食われていたが食べ頃のようである。
相方は要らないというので一株丸ごといただいて帰り、
昼にマイタケ汁を作って食す。

義父の山菜採りの古い弟子は昨日今日とマイタケを15kgと12kg採ってきたという。

夜、残りのマイタケを煮付ける。

連れと山菜採りに

2013-05-18 23:29:32 | 山菜・キノコ
晴れて気持ちの良い日だ。
 

ロバはいつものようにまず崖を登って山ウドとシドケを採る。
二人して採れたのは、ヤブカンゾウ、青コゴミ(クサソテツ)、赤コゴミ、
シドケ(モミジガサ)、山ウド、フキノトウ、ウルイ。


2日前にはタラの芽を採った。
写真のもの位大きくなったものは、ロバが白だしで煮て食べた。