細かすぎて伝わらない名場面【魔法陣グルグル編】[おまけ]

前回の続き


　 おまけ：ククリ様マジ天使画像集

おまけです。
「ククリ様マジ天使ククリ様！」と思わずうなってしまうような画像を
本編より選りすぐりました。
衛藤先生特有の急激に変動する絵柄もあわせてお楽しみください。


ノコギリ山攻略直後くらいの初期ククリです。
単行本では白黒ですが、おそらく本誌ではカラーだったカットだと思います。
全体的にほわっとした感じが黒インクで描かれたのとは一味変わって良いですなぁ。


物語も少し進んで、シュギ村での修業後はこんな感じに。
修行前に髪を切ったため、無理やり編んだ短いみつあみが幼くなったように感じられます。
半年間会えなかったためか、勇者さまスキスキっぷりに磨きがかかっとります。かわゆす。


外伝ククリです。なんと１４歳！確かにどことなく大人びてます。
この外伝が本編終了後の話なのか、パラレルワールド的な話なのかはわかりませんが、
言動にも少し落ち着きの出ているククリも良いものです。
１４歳の勇者とククリの話はこの外伝だけですが、もっと見てみたかった！


勇者も大絶賛のククリのエッチな踊りです。
でも、ワカメちゃんパンツなのでお色気度はあんまり無いかも。
これを深夜アニメのノリとクオリティでやられたら、そらもうエライことですよ！
いろいろと社会制度的にも。


アッチ村旅立ち時には、シュギ村の修行で切った髪の毛も元通りになり、
髪型も初期のみつあみに戻ります。
勇者の「特に意味のない行動」！　引っぱりたくなるのわかるわー。


外伝「プラプラ様の奇跡」でのククリです。
水浴びスタイルとして、みつあみを輪っかにしてるのがポイント。
このあと聖なる湖を汚したとしてしょっ引かれてしまいますが、汚れなんてとんでもない！


おなじく、外伝「プラプラ様の奇跡」での酔っぱらいククリです。
子どもがお酒を飲んじゃだめですが、ファンタジーなので大丈夫だ、問題ない。


ネコジタ谷での「にけや」看板娘スタイルのククリ。
この辺りくらいから、初期にくらべて気持ち頭身が縮んでいるような気がします。
無骨な戦士たちのあいだで「ネコジタ谷の小さな天使」としてもっぱらの評判となり、
本当に「ククリちゃんマジ天使」状態に。


ネコジタ谷の底で見つかったミグミグ族衣装を着たククリです。
パンチラ度アップで勇者も大満足でした。レイドもちゃっかり魅了されてます。
黒のローブスタイルに戻った時の勇者のガッカリっぷりもすごかった。


扉絵ククリです。マジ天使。


コパール王国にて。線描中心なタッチの珍しいカットです。
半分勇者のイメージ補正がかかった演出と捉えるべきか。


扉絵ククリ（と勇者）。
これもカラーで見たかったなぁマジで。


アラハビカでのプリンセス・ククリです。
すごく恥ずかしいプリンセスミュージカルも披露しちゃいます。
ククリちゃん１３歳です。幼すぎる感じもしますが、ギリギリＯＫです。
１４歳になっちゃうとアウトでしょうねー。
恥ずかしくて出来んでしょう、これは。思春期ですから。
でも、子どもの心を持っているからこそのグルグルなんだった。
大人になっちゃったらグルグル使えなくなっちゃうんだった。
つまり、これを恥ずかしがるようになった時点でグルグルは使えなくなってしまうのです！


番外編の水着ククリです。
お正月スペシャルで「水着シーンがあればよし」という理由で登場しました。


同じく番外編の制服ククリです。
お正月スペシャルで「制服シーンがあれば（ry


光魔法結社にて、女勇者スタイルにさせられたククリ。
ツインテール！あると思います。
どことなくアイマスのやよいっぽくもあるなー。


ウニョラー化して大地の治療を受けるククリです。
３コマ目の「ウニュ者様」がかわいいじゃなイカ！


バトーハの塔にて、レイドを完全悩殺した「かわいいポーズ」のククリ。
レイドはこれを魔法に例えます。
「戦いを封印されたよ」だって。く、くっさー。ギップリャ！


ジタリ遺跡でのどっきりハプニングです。
勇者は、このハプニングで「ククリの胸が大きくなってる気がする」と気が付きます。
ちょっと頭身も高くなってきたような。ククリ様も成長なさっている・・・。


ジュジュも「マジ天使」と大絶賛のククリ様。
「アナスタシアへ　云々」のくだりは、プラトー教徒の最大級の褒め言葉と捉えて良いでしょう。
ククリ様マジ天使ククリ様！


　ラストです。


魔王ギリ封印後、勇者に告白したククリは、ついに初めて勇者のことを
「ニケくん」と本当の名前で呼ぶことになります。
本当の名前を呼んだあとにものすごく恥ずかしがるククリ。青春すなぁ・・・。



グルグルを読み返していると、なんか、こう、小学校～高校くらいの思い出がよみがえってきて
なんとも言えない気分になります。

グルグル連載当時、小学生だった僕は夢中になってコミックスを読んでいました。
しかし、月刊誌連載のわりに掲載ページ数が少なかったグルグルはストーリーの進みが
ものすごく遅い作品だったのです。
いつしか僕はグルグルを読まなくなっていました。多分、１３巻あたりからコミックスを
買わなくなっていたと思います。

大学生になり、社会人になった僕はグルグルという作品を忘れかけていましたが、
ふとしたきっかけで、
「そういえばニケとククリの冒険はどうなっただろう。ちゃんと魔王ギリは倒せただろうか」
と思い立ち、コミックスを全巻そろえて、最後まで二人の冒険を読み切りました。

そして、ククリが初めてニケの名前を呼んだ場面で、僕は涙していたのでした。
「ああ、知らないあいだに二人の冒険はちゃんと終わっていたんだなぁ」
と思いました。

昔読んでたけど結末を知らなかった作品を、ずいぶん時が経ったあとに読み直して
ちゃんと完結する瞬間を見届けるのは、ちょっと不思議な感覚です。
言葉で説明できないもやもやしたものが、自分の身体のなかに染みわたってく感じ。
うまく言えないけど。

そういうことで、僕のなかでの【魔法陣グルグル】は少し特殊な位置づけの作品なのです。
今回、この場を借りて洗いざらい語り通せたことで、また少し、その位置づけは変わったかも。

とにもかくにも、素敵な作品【魔法陣グルグル】。

読んでない人は読んでみては？
ずいぶん昔に読んだ人は読み返してみては？？

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