動物とおっちゃんの日常風景

喘息・椎間板ヘルニア・胃食道逆流症・過敏性腸症候群。しかし、動物や私的な病気どころではなくなってきたこの国の将来。

犬パルボ

2011年12月22日 | 動物
フクちゃんが死んだ。
入院治療4日目だった。

火曜日の胃カメラを忘れたのもフクちゃんのことで頭がいっぱいだったことが原因だ。
昨日の休診日にも点滴を続けた。

針を刺しても何をしてもけっして怒らないいい犬だった。
助けてあげてかった。

明日の休診日にも点滴を続ける予定だったのに・・・。
嘔吐は止んでいたが、昨日の午後から血液の混ざった下痢が始まった。

今日も一日汚物の処理と掃除で一日が暮れようとしていた。
犬から犬への伝染病だから、病院の消毒が大変だ・・・。
明日は半日かけて病院中を消毒だ。

黄色いキーウィーをいただいた。
普通のキーウィーよりも大きめで中は黄色で美味しい。
スーパーにはゴールデンキーウィーが売っているが、それとはまた違う。
家でで食べるぶんしか作ってないらしい。もったいない・・・。

そうこうしてると、「先日診てもらった犬が死んだ。」という人が・・・。
重度の腎不全の犬だった。
咬み癖があって、怖くて飼主さえも怖がっていた。
その日はなんとか採血をして、腎不全が判明。
急性か慢性か?

急性なら点滴治療が一番だ。
だが、とても点滴などできる子ではない。
そのまま連れて帰られた。
今日が1週間後だった。
おととい亡くなったという。

実は、フクちゃんも月曜日の再診時に飼主さんが入院させる気がなくて連れて帰ると言った。
僕達はそれを引きとめた。
治療で治せる可能性にかけた。
しかし、結果は・・・。

あのまま、家に帰ったらどうだったろうか。
家で死んだ方がよかったのかも・・・?

すべてが結果論だが、いつものことで後悔してしまう。
「先生に診てもらってフクもよかった。」という言葉に救われる気がした。
でも、それに甘んじてはいけない。