MY LIFE,MY SPIRIT by Masato

今までの人生で感じたこと、自分の考え方を率直に語ります

前世リーディング7-進化する魂

2007-06-04 14:12:33 | Weblog
このリーディングでは、僕の魂の歪みについて、重要なアドバイスをしてくれている。「あなたにとって感情は重要ですが、しかし抑える傾向がかつては強かったのです。」とある。

確かに僕は今まで感情を理性で抑える傾向が強かった。なるべく良い結果を出すため、常に情を抑え、冷静に、合理的に判断しようと心がけてきた。それが全部間違っているわけではないが、しかしあまりそれが行き過ぎると、本来の自分ではないため、自分の中で無理が生じて来ていたのだろう。しかしもうその段階は卒業し、もっと本来の自分を自由に出していいということだと思う。

そしてリーディングは僕の魂が少しずつ変わりつつあることを指摘している。
「しかし霊的なことにも気付き、次第にあなたの中に堅苦しさから、自由で柔らかい部分が現れ出して来ています。それによって少しずつあなたの堅さが和らぎ、あなたを少しばかり中性化させてきているのです。」

確かに最近、以前よりはずっと自由で柔らかくなってきた。数年前までは仕事一辺倒で前に進むことしか考えていなかった。これは前世で自分の信念を貫き、徹底的にやってきた、男性的な魂の傾向性が顕著に現れたのだと思う。
しかし数年前、仕事や婚約で失敗し、あらゆるものを一気に失った時期がある。その時は一体今まで自分のやってきたことは何だったのか、自分のやってきたことがすべて否定されたように感じた。その時は否が応でも自分の内面を見つめざるを得なかった。これを機会に謙虚になり、ずいぶん人間として柔らかくなってきたと思う。

「それがもっと進展してくれば、女性の気持ちをもっと深めて、あなた自身に家庭的な面が宿ることでしょう。そうするともっと進化し、あなたの生命体はより完全になってきます。」

この部分は非常に意味深く、魂の本質とは何かを示唆している。
宇宙を創造した神は完全な存在であり、神の性質は全宇宙のすべてに宿っている。人間の魂はその神の性質を宿してはいるが、不完全な存在である。神は最初から完全なものとして魂を創造したわけではない。神は不完全な魂が、より完全に近づこうと進化していく過程をもって良しとされている。それ故に魂には、様々な経験や学びを通して、より神と同じ完全に近づこうという性質があるという。

つまり僕の魂も男性的な個性を持ちながらも、優しさ、柔らかさといった女性の個性を学ばなければ、完全には近づけないということを意味している。
前世においては自分の信念を貫き、女性とうまくいかず、自ら暖かい家庭を作ることを拒んできた。今世での生き方もそれをなぞるような人生だった。しかしそのカルマの解消のため、これから女性の個性を学び、温かい家庭を築かなければ、魂が進化しないわけだ。
以前スピリチュアルカウンセラーから、「今回の人生ではやりたくないことをやらなければならないようですね」と言われた本当の意味がわかったような気がする。

冥王星の影響で、人類の進歩や啓発にも関心を向け始めているというのも、当たっている。冥王星は人類の進歩、啓発を意味する惑星だという。確かに最近スピリチュアルサークルに入ってボランティアをするようになり、そうしたテーマに関心が強くなってきている。

最近スピリチュアルブームとはいえ、世の中は誤った唯物的な考えを持っている人、形骸化した古い宗教にしがみついて離れない人、まだまだ霊的真実を知らない人が圧倒的多数を占めている。こうした人達でも死ねば否が応でも霊的真実に向き合うことになるのだが、生きている内にそれを知っているのと知らないのでは、雲泥の差がある。霊的真実を知っていれば、人生を正しい目で見つめ、より良い人生が送れる。

唯物的価値観を持つ人は、自分が死んだら何も残らないと堅く信じているため、自分が死んで霊的な存在に移行したということがなかなか認められない。この世にあまりにも執着し過ぎて、死後、霊界にスムーズに帰れず、地縛霊となってしまう。霊障といって生前の家や家族にまとわり付いて害を及ぼしたりするケースが後を絶たない。

形骸化した古い宗教の教義を堅く信じていた人達も、霊界に還ってから宗教の教義と霊的真実とがあまりにも違うのに愕然とする。特に宗教指導者達は、自分たちの宗教こそが最高で他はだめだとか、とにかく釈伏して広めろとか、生まれ変わりなどあり得ないとか、無理やり意味のない物を買わせてお金を巻き上げたりとか、多くの誤った教義で人々を間違った方向へ指導してしまったことを、涙を流して悔やんでいるという。
しかし彼らの責任は自ら負うしかない。蒔いた種は自ら刈り取るという、宇宙を貫く原因と結果の法則があるためである。

肉体は生まれ変われば得ることができるが、魂が歪んでしまうとそれを修正するのは大変な労力がいる。僕がボランティアをしているスピリチュアルサークルでも、霊的真実を少しでも理解してもらうことで、こうした悲劇をなるべく減らしていきたいという気持ちの人々が集まっている。

今はほんの一部の進化した人達が、そうした認識を持っているに過ぎない。しかしあと数百年もすれば、地球人類の考えも変わっていくだろう。スピリチュアリズムが説いている、人間が本来霊的な存在であること、様々な時代や地域に生まれ変わりながら学んでいる存在であること、それ故に各自の個性が違い、それぞれ人生の過程でカルマを解消していること、そして宗教、人種、民族に関係なく、すべての人間が本質的に神の子であるという考え方が、広まっていくだろう。非常にシンプルな定理である。

進化した他の惑星では、地球のような仏教とかキリスト教といった宗教はなく、宇宙に遍在する神の法則があるだけだと言われている。地球でもいずれこうした考えが当たり前になり、その頃には唯物思想や形骸化した古い宗教観は消えていくだろう。今の時代はその過渡期にあたるが、地球も早くそうなって欲しいと思う。

このブログも、そうした時代の実現に向けて、自分の体験や考え方を通して、スピリチュアルな考え方をなるべくやさしく、わかりやすく、多くの人々に知ってもらいたいという気持ちで書いている。そのために変わった人だと思われるのを覚悟で、堂々と実名、写真入りで公開している。縁あって僕のブログを読んでくれた人に、ほんのわずかでも霊的真実を知ってもらえばうれしい。
自分も含め、より多くの魂が進化していくことを願っている。


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