MY LIFE,MY SPIRIT by Masato

今までの人生で感じたこと、自分の考え方を率直に語ります

前世リーディング15-中国の前世とスピリチュアル的運命論

2007-07-04 12:19:09 | Weblog
リーディングは中国の織物業者だった前世について語りだした。

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中国にも生きていたことがありました。
歴史物が好きでした。物語や小説、古典などです。あなたは占いなどにも凝っていて、人の運命を読み取ることに関心がありました。人生相談的なことに興味がありました。人間の運命について考える人でした。

織物業者でした。そこでも話題に事欠かず、人との会話で自分がいろいろ知っていることを喜びました。また人と意見の交換をすることが楽しみでした。

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自分が中国で織物業者だったというのは意外だった。前回のリーディングでも、織物に非常に詳しい時期があったと言われた。今の自分は衣料品に全く興味がないが、当時は織物が価値のあるものとされていたのかもしれない。僕はその時代の最新の物を学ぼうとする傾向の強い魂らしいので、中国のこの時代であれば、この仕事を選ぶのも納得できなくはない。それに今の自分にとっては、技術者よりも商人の方がしっくり来る。

しかし趣味や関心のあるものは、今でも共通している。中国の前世では物語、小説、古典、占いなどが好きだとあるが、今でもこの類のものは結構好きだ。人間の運命について考えるというのも、今の自分と共通している。占いは中国式の易学に凝っていたのかもしれない。

運命は決まっているのか、それとも自分で作り上げるものなのかという議論がある。科学が発達した現代においても、あれほど占いが流行っているのも、人間は誰でも自分の未来について知りたいと望むからだろう。

スピリチュアルな思想では、人間は生まれ変わる際に、必ずある程度どんな人生をたどるか決めてくるとされる。大体何の仕事に就いて、誰と結婚するか、寿命が何歳位かは誰でも決めてくる。また人生で直面する課題や試練、病気、怪我、失恋、離婚、失業、倒産、愛する人の死、こうしたことも決めてくるという。人それぞれ抱えているカルマが違うため、自分が成長するのにふさわしい試練や課題を人生プランの中に入れることになっている。
そして人生上で必ずそうした試練に直面するようになっている。

例えば前世で自殺をしたような人は、自殺のカルマを持っていて、必ず今世でも自殺をしたくなるような場面に出くわす。そこで踏みとどまり、前向きに生きることができるかどうかが問われる。

また前世で人を傷つけたカルマを持つ人は、今世では自分が同じように傷つけられるような場面に出くわす。自分が逆の立場になることで、傷つけられた人の気持ちを味わい、カルマ的なバランスを取ろうとするわけである。

僕の場合は、女性や家庭に関するカルマを持っている。今回の人生ではそれを徹底的に学ばなければならないらしい。仕事や健康のことではほとんど問題なく行っているのに、この点では苦労させられている。

試練や不幸は誰でも嫌がるし、できれば避けて通りたいものだが、それがないと霊的に成長しできない。試練や不幸は、その体験によって学び、霊的に成長することが最も重要だとスピリチュアリズムでは説明している。

そういった意味では、ある程度運命は決まっているとはいえる。しかしその試練に対してどう立ち向かうか、それがうまくいくかどうかは実際に地上で実践していみないとわからない。それさえも運命的に決まっているのであれば、わざわざ地上に生まれてくる意味がない。

つまり運命は、霊界にいた時に決めたプランがあるという点では決まっているが、それがうまくいくかどうかまでは決まっていない。地上に出た人間の自由意志と自助努力によっていくらでも変わってくる。
そういった意味では、運命は決まっていない、自助努力の余地があるといえる。

占いで運命がわかるかに関しては、エドガー・ケイシーが興味深いスピリチュアルメッセージを出している。占いが全く当てにならないわけではない。確かに星占いなどはある程度参考にはなる。人間の生年月日で、星の影響が決まり、人生に影響を与えるのは事実だという。しかし、星占いには2つの弱点があるとしている。

一つは星占いは各個人のカルマの影響を考慮していないこと。
同じ生年月日に生まれても、同じ運命をたどるわけではない。それは各自のカルマが違うためだという。
もう一つは、どんな星の影響であっても、その人の意志を超えることはないこと。その人が強い意志でやろうと決めたら、そちらが優先されるという法則がある。
例えば、この時期は結婚には向かないと占いにあったとしても、その人が強い意志で「この時期に結婚する」と決めたら、その人の意志が優先されるわけである。

スピリチュアル的運命論は、運命論と自力の両方がミックスされているが、僕はこれが真実だと思う。実際こう考えると、試練や不幸に対しても、逃げず、恐れず、前向きに取り組もうとする姿勢になる。

今、試練や不幸の中にいる人は、これが自分にとって何を意味するのか、それによって何を学ぼうとしているのか、客観的に自分を見つめてみてはどうだろうか。
どうしてもわからない、問題解決のヒントが欲しいという人は、こういう信頼できるスピリチュアル専門家に相談するのも選択肢の一つだと思う。



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