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まさおレポート

「エルピス」 文春へのエールになるドラマではないか

ドラマ「エルピス」をNetflixで見た。個々のストーリーは全く違うがしかし見るものに今起きている木原副長官妻元夫不審死事件を思い浮かべさせる力を持っている作品だ。長澤まさみの魅力で見せる。久しぶりにNetflixを夜中の2時まで一気見してしまった。

この作品は「マスコミはなぜ木原副長官妻元夫不審死事件を取り上げないのか」に一つの示唆を与えてくれる。

誤解のないように書いておくが事件そのものは全く異なるものだし具体的な捜査方法や真犯人追求に具体的なヒントを与えるものではない。

警察、政治家、メディアのさもありなんと思わせる描き方が実に示唆的なのだ。この作品は去年の12月に終了したフジテレビ系列のドラマでそれほど日月の開きがないのも驚きなのだが。

キーワードを並べてみると以下のようになる。

「エルピス」女子中学生殺人事件 冤罪 メディアの腐敗 有力政治家

「妻元夫不審死事件」28歳覚醒剤経験者の不審死 自殺として処理 メディアの沈黙 有力政治家

巨大メディアがなぜか沈黙を続ける中で奮闘する文春へのエールになる作品ではないか。


このドラマの名台詞にしびれた。

「善玉菌も悪玉菌もいない。単にバランスの問題なのだ」

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