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まさおレポート

ミーソン紀行

2024-04-9追記

ミーソン遺跡は仏教、ヒンドゥ、イスラムの交代が相次ぐ舞台で多くの未だ解明されていない歴史が秘められた場所だ。ポルポトの大虐殺でこのあたりのチャンパは60万人が13万人まで減ったという凄惨な歴史を持っている。これにより多くの遺跡も失われた。5世紀頃からインドネシアとの交流もあり、おそらくバリのヒンドゥとも繋がっているのではないか。解明される日が待たれる。

2013-12-21 初稿

2015/04/19 追記

ベトナムのフエからホイアン経由でミーソン遺跡に向かう。ベトナムは仏教国だがこのミーソンはヒンドゥー教シバ派だという。

ミーソン聖域はサンスクリットによる正式名称をシュリーシャーナバドレーシュヴァラといい、チャンパ王国の宗教(ヒンドゥー教シヴァ派)の聖域であり、聖山マハーパルヴァタを望むクアンナム省ズイスエン県ミーソン圏谷にある。(by wiki)

ミーソン遺跡(ベトナム中部)への道を歩く。日差しが強くて暑いが木陰も多い田舎道をひたすら歩く。ときおり観光客に行きかう。それにしても日本の田舎道と似ていますね。

子どもたちの遠足

ようやくミーソン遺跡が見えてきた。ここまで来ると観光客が多い。

憩う人々

ベトナム人の恐らく中学生のハイキング。学習の一環で引率されてきている。いつも旅の途中でこうした子供たちの一団に出会うと手を振ったり笑顔を向けてくれる。心が和むひと時。

コンビニ弁当風なパッケージの中身はやはりベトナム風で生春巻き風も入っている。

子どもたち

巨大なレンガの構築物に神々の像を彫りこんでいる。岩やこうしたモニュメントになにか偉大なものを必ず彫りこみたくなるのはキリスト教、仏教、ヒンドゥー共通の心情。

日本の野辺にも見かけそうな石造物。しかし彫られているのは野辺仏ではなく醜悪な怪獣っぽい。

天女?

遺跡の中から窓を映すとハレーションが幻惑の効果を演出する。これはアンコールワットでも感じた。いにしえ人はこの幻惑効果をトランスに利用したのかもしれないと思った。

異界への門

修理中の遺跡

発掘物の中を歩く。一つ一つをじっくり眺めると面白い。

日干し煉瓦で作られた遺跡。巨大なので王宮跡かもしれない。これらの遺跡ではレンガの接着剤(セメントやモルタルあるいは砂糖とレモン)は使われていないと言う。

リンガ。男根崇拝は豊作を願うものだという。それにしてもこの男根の形状は写実的ではない。俗を避けるためかとも思う。

ヨニ。これも同様豊作を願う。リンガ同様に抽象化されていて神々しい。

瘤牛

柱石

石碑

アオザイに三角錐の帽子のいでたちの女性が歩いている。これはどこかの観光ガイドさん。

 清流

 このあたり、バリ島と変わらない 子供の水浴び風景

 ベトナム風サラダ ビーフン入り

椰子の木もベトナムらしい 

 東南アジアで盆栽をよく見かける。

バナナ

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