音次郎の夏炉冬扇

思ふこと考えること感じることを、徒然なるままに綴ります。

八百長メール問題に思う

2011-02-08 06:40:10 | 時事問題
ここ数日間、呻吟していましたが、一つのエントリーにまとめるのは難しいことがわかりましたので、数回に分けて思うところを。

大相撲の八百長メール問題は、朝のNHKニュースの速報で初めて知ったのですが、アイロンをかけていた手が一瞬止まるほど衝撃を受けました。長年にわたってタブー視され、建前上はないとされているけど多くの人が疑っているものとしては、沖縄の密約や核の存在などもありますが、ある意味で大相撲のパートナーだったNHKが淡々とこれを報じたことに仰天したのです。今でこそ大騒ぎになって百家争鳴状態ですが、慌ててTwitterをチェックした際に、私のタイムライン上で反応をしていたのは城さんくらいで、しばらくは話題に上がってきませんでした。私のフォロワーはスマートで聡明な方が多いので、アップルの新製品やジョブズの動向に関しては、光よりも速くレスポンスするのですが、相撲なんて見ていないし、あまり興味ないんですよね。

昨年のこの時期に、貴乃花の理事選出馬に関するエントリーで、「貴乃花改革のゴールは八百長撲滅にあるのか」と書きましたが、今回の件は、貴乃花の理事当選と、これまた数少ないガチンコ力士だった放駒の理事長就任、NHKの本場所放映中止という大きな流れの中にあるような気がしてなりません。時代の転換期、色んなところで地殻変動が起こっていて、これもその一つなんじゃないでしょうか。

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