ギター好きにとってはウィーンに勝るとも劣らない豪華なコンサートを聴いた。
演奏者は福田進一、大萩康司、朴葵姫の3人。この3人がソロを含む様々な編成で多彩な音楽世界を紡ぎ出す。
プログラムは以下。
細川俊夫編:さくら~「日本民謡集」より
ソロ・福田進一
グラニャーニ:トリオ ニ長調
トリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫
グラナドス:詩的ワルツ集
デュオ・大萩康司、朴葵姫
ラヴレディ:今朝、オーマに再び陽は昇った
ソロ・大萩康司
ディアンス:ハクジュ・パルス
デュオ・福田進一、大萩康司
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり
ソロ・朴葵姫
ファリャ:粉屋の踊り~魔法の輪~火祭りの踊り
デュオ・福田進一、朴葵姫
武満徹:不良少年
原博:挽歌~「組曲」より
ヒンデミット:ロンド
バリオス(福田進一 改変):サパテアード・カリブ
トリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫
阪神淡路大震災から20年目の日ということだろうか、細川、ラヴレディ、原作品等「祈り」や「追悼」の感情を喚起するような曲が多かった印象がある。とりわけ、ラヴレディでの大萩の内省的な演奏の深みは心に残った。
とはいえ、そこはニューイヤーコンサート。基本的にはあくまで祝祭的な雰囲気でコンサートは進んだ。特に、トリオでのバリオスは圧巻。
この日のプログラムには、筆者がかつてレパートリーとしていた「粉屋の踊り」「不良少年」m聴くことができて楽しめた。
また、この日もう一つの個人的な注目は、初めて生で聴く朴葵姫だったが、確かな技巧に加え輝かしいが情感にも不足しない音色と、さすがの技量を聴かせた。また聴いてみたい。
(文中、敬称略させていただきました)
演奏者は福田進一、大萩康司、朴葵姫の3人。この3人がソロを含む様々な編成で多彩な音楽世界を紡ぎ出す。
プログラムは以下。
細川俊夫編:さくら~「日本民謡集」より
ソロ・福田進一
グラニャーニ:トリオ ニ長調
トリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫
グラナドス:詩的ワルツ集
デュオ・大萩康司、朴葵姫
ラヴレディ:今朝、オーマに再び陽は昇った
ソロ・大萩康司
ディアンス:ハクジュ・パルス
デュオ・福田進一、大萩康司
ロドリーゴ:ヘネラリーフェのほとり
ソロ・朴葵姫
ファリャ:粉屋の踊り~魔法の輪~火祭りの踊り
デュオ・福田進一、朴葵姫
武満徹:不良少年
原博:挽歌~「組曲」より
ヒンデミット:ロンド
バリオス(福田進一 改変):サパテアード・カリブ
トリオ・福田進一、大萩康司、朴葵姫
阪神淡路大震災から20年目の日ということだろうか、細川、ラヴレディ、原作品等「祈り」や「追悼」の感情を喚起するような曲が多かった印象がある。とりわけ、ラヴレディでの大萩の内省的な演奏の深みは心に残った。
とはいえ、そこはニューイヤーコンサート。基本的にはあくまで祝祭的な雰囲気でコンサートは進んだ。特に、トリオでのバリオスは圧巻。
この日のプログラムには、筆者がかつてレパートリーとしていた「粉屋の踊り」「不良少年」m聴くことができて楽しめた。
また、この日もう一つの個人的な注目は、初めて生で聴く朴葵姫だったが、確かな技巧に加え輝かしいが情感にも不足しない音色と、さすがの技量を聴かせた。また聴いてみたい。
(文中、敬称略させていただきました)