最高のアウトドア日和となったが、筆者は相変わらずコンサート通いで、今日もインドア活動。
モーリス・ラヴェル:組曲「クープランの墓」
エルネスト・ショーソン:愛と海の詩 Op.19
セザール:フランク:交響曲二短調
指揮:井上喜惟
ソプラノ:蔵野蘭子
管弦楽:ジャパン・シンフォニア
このオーケストラの半年に一度の定期演奏会に足を運ぶことも、年中行事として定着してきた。
この日、客席でプログ . . . 本文を読む
筆者は来たる7月12日、ミューザ川崎でのジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ(JMO)の第7回定期でマーラーの交響曲第6番を演奏予定である。今日はその6番を演奏するアマチュアオーケストラの演奏会に出かけた。
オーケストラは新交響楽団。この世界では「新響」と呼んだ方が通りが良いかもしれない。演奏会の回数が200回を超える老舗である。筆者がこのオケを聴くのは昨年の203回演奏会以来2回目。
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久しぶりに金管アンサンブルを聴いた。BLOWを聴くのは、2年ぶり3度目。過去2回はいずれも素晴らしいコンサートだったという印象が残っているので、あいにくの雨にも負けず、今回も期待しつつ足を運んだ。
G.F.ヘンデル:アリア
ヴィヴァルディ-バッハ:コンチェルト
J.P.ラモー:タンブーラン
T.アルビノーニ:ソナタ<聖マルク>
T.カサッティ:街角の小さな音楽
~休憩~
J.カーン:今宵の君は
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このオーケストラを聴くのも退院以来初めて。おそらく2年ぶりぐらいになるだろう。
今回は、没後20年となる芥川 也寸志作品特集の趣。
チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調Op.17「小ロシア」
芥川 也寸志 :交響三章
同 :交響管絃楽のための音楽
指揮:金山隆夫
前プロのチャイコフスキーは西洋音楽の「辺境つながり」からの選曲だろうか。個人的には、旋律に使用されているウクラ . . . 本文を読む
「レッド・クリフ」は当初、なんとなく興味が湧かなくて観るつもりはなかった。ところが公開後の評判が良いようなのでやはり観よう、と考えを変えたのはいいのだが時すでに遅く間に合わなかった。という状況で、Part1を観ずに2だけを観るのはどうしようかと思っていたところ、渡りに船でPart1がTV放映されていた。
営業サイドの思惑に見事に乗っかって、TVでPart1を観た後、Part2を観に行った。
三 . . . 本文を読む
Japan Gustav Mahler Orchestra(JMO)の次回定期まで、あと3月に迫った先週末の練習は管セクションによる分奏。管分奏自体は今シーズン2度目となるが、1度目は終楽章を採り上げない予定であり(出番が終楽章のみとなるTp5thを担当する)筆者は参加しなかったので、今度が初めての分奏となる。
セクション全体を見まわしやすいトランペットの位置からは、人数の多さがよくわかる。昔所 . . . 本文を読む
この春小学校を卒業した障害のある女の子が、進学予定の中学校から十分なケアが不可能であるとして受け入れを拒否された、というニュースが放送されていた。
で、そのニュースを伝えた後、その番組のニュースキャスターが学校(もしくはその学校が存する地域の教育委員会)を激しく非難しているのを聞き、「なんて物事の上っ面しか見えないキャスターだろう」と嘆かわしく感じた。
その女の子が今まで健常者と一緒の小学校に . . . 本文を読む
最近読んだ本を2作品。
「反逆 上・下」遠藤周作
「能・文楽・歌舞伎」ドナルド・キーン
ともに日本文化について考えさせられる著作。「反逆」は著者円熟期の長編で、読み物としても読みやすく、面白い。織田信長の天下統一への道のりを信長幕下の荒木村重、高山右近らを中心として描く。キリシタン大名として知られる右近が圧政者(信長)からの弾圧にキリスト者として苦しみ抜く、という主題は遠藤文学に頻出するいわば . . . 本文を読む
西洋美術館でルーブル展を観た後ベンチに座り、桜とその下で平和を謳歌する人々を眺めつつ昼食兼休憩。小一時間ほど時間を潰して国立博物館の「阿修羅展」へ。
こちらは40分待ち。しかし入場制限のお蔭で会場内はなんとか動きまわれた。
順路の一番はじめにある展示位置の低い仏具などの展示品は見え辛かった。ただあまりここで時間とスタミナをとられるのも得策ではないと判断し、適宜見切りをつけて本題である八部衆像と . . . 本文を読む
昨日は上野へ美術展のダブルヘッダーに出かけた。西洋美術館の「ルーブル美術館展」と国立博物館の「阿修羅展」。
天気にも恵まれ大変快適な外出とはなったのだが、上野の桜もちょうど満開で花見客が殺到することが予想されたので混雑をかわすことを考え、「ルーブル」を開館直後に行き、観た後早めに昼食兼休憩をとり、世間一般の昼食どきに「阿修羅」を狙おう、と決めた。
「ルーブル」には待つことなく入場。会場内はそこ . . . 本文を読む