musikhalle

 ― 音楽について、そして全ての芸術について ―

読売日響 第201回東京芸術劇場名曲シリーズ

2013-01-27 20:39:51 | CD・コンサートレヴュー
朝から新宿に用があったので、その後そちら方面で遊ぼう、と思い立ち、衝動的に池袋でコンサート鑑賞を決行した。 R.シュトラウス:交響詩「死と変容」 セゲルスタム:交響曲第252番「ヒッグス粒子に乗って惑星ケプラー22bへ」 シベリウス:交響曲第2番 指揮:レイフ・セゲルスタム この演奏会で興味を惹いたのはやはり中プロの自作自演。しばしば読響に客演しているこの指揮者だが、毎回自作品をプログラ . . . 本文を読む

都響@みなとみらい《新・マーラー・ツィクルス‐5》

2013-01-23 22:25:31 | CD・コンサートレヴュー
本来なら先週金曜夜はオペラシティでバッハ演奏の巨匠、鈴木雅明が東京シティフィルを振るマーラーの4番を聴くはずだったのだが、忙しくて行き損ねてしまった。 痛恨事だったが、気を取り直して翌日、インバル/都響のマーラー・ツィクルスの第5弾に足を運んだ。ここまでの4回はすべて東京芸術劇場だったが、日程の都合で今回は横浜みなとみらいホール。 マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌 マーラー:交響曲第 . . . 本文を読む

メトロポリタン美術館展@都美術館

2013-01-15 00:01:51 | 美術
ブログに掲載する機を逸しているうちに会期も終わってしまったのだが、昨年観た展覧会について備忘録的に記したい。 この展覧会で最も観たかったのはゴッホ「糸杉」だったが、展示作品は絵画だけでなく、陶磁器や彫刻、制作年代も古いものになると紀元前1200年代という考古学上の遺物というべきものまで多岐にわたる。 メトロポリタン美術館がその対象としている分野のすそ野の広さには圧倒されるが、展覧会の内容という . . . 本文を読む

子宝草日誌 - vol.13

2013-01-14 00:00:06 | その他
現在育てている子宝草の4鉢のうち、花がついてきた2鉢がついに開花した。 こんな寒い時期に本当に咲くのか疑問だったが、検索して調べた資料通りの結果になった。 栽培を始めてから3年目、開花した鉢は2年目にして初めての開花。 しかし、花のついた2鉢はどんどん丈が伸びている。どこまで高くなるのか。 もっとも、花がついた後はその後枯れるらしいから、そんなに心配しなくてもいいのだけれど。 今年1年目、 . . . 本文を読む

新日本フィル第503回定期演奏会@トリフォニー

2013-01-13 14:54:05 | CD・コンサートレヴュー
シュトラウスⅡ:ウィーンの森の物語 ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」 R.シュトラウス:アルプス交響曲 指揮:インゴ・メッツマッハー 来季から「Conductor of Residence」として首席指揮者待遇となるメッツマッハーが来演。ヴァラエティに富んだプログラムを組んだ。 ウィーンの森の物語では、ワルツの愉悦感には多少不足を感じたが、曲へのアプローチは緻密で端正な響きを聴かせた . . . 本文を読む

慶応義塾ユースオーケストラ 第4回定期@杉並公会堂

2013-01-06 20:07:50 | コンサートレヴュー(アマチュア)
今年最初の演奏会は大御所といってよいベテランピアニストを迎えた若手中心のオーケストラ。 近谷直之:『ある美意識』 ブリテン:左手のための『ディヴァージョンズ』 ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 指揮:坂入健司郎 Vn.:日置駿 P.:舘野泉 『ある美意識』は初演とのこと。プログラムによると作曲者近谷直之は慶応出身でオケの団員と同世代。 . . . 本文を読む