発売の都度、1巻からコツコツと購入し続けているのだが、はや11巻。
最近の巻では恒例になっている、連載誌「モーニング」に掲載されている他の作品のパロディ漫画、今回は「私の小規模な生活」をモチーフにした「僕の小規模な鳥活」。
画力も目を見張るものがあるが、パロディとしてのセンスも秀逸。楽しめた。
巻末で紹介されている「100コマまんが」。サイン会に並んだ100人に1人1枚ずつ配られたものだという . . . 本文を読む
最近はすっかり恒例となっている、墨響の定期に足を運んだ。
プログラムはやはりお馴染みの古典派。
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
シューベルト:交響曲第3番 ニ長調
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
指揮:田中 雄樹
この指揮者の演奏を聴くのは1年振りだが、印象は大きく変わらない。速めのテンポと勢いのあるリズム。ただ全体の表情には典雅な雰囲気もやや感じられた。
「プロメテ . . . 本文を読む
「トリスタントイゾルデ」を観たばかりというのに、また新日本フィルを聴いた。今回は演奏会当日、衝動的に聴きたくなってしまい会場に足を運んだ。「衝動」の理由をあえて挙げるとすれば、プログラムと、当日の暑さ(ホールで涼みたい、という思いも確かにあった)だろう。
そのプログラムは以下の通り。
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
メンデルスゾーン:交 . . . 本文を読む
この3連休2つ目の演奏会は新日本フィルの今シーズン最後のコンサート。
プログラムは「トリスタンとイゾルデ」。ここ数年、新日本フィルの定期演奏会のプログラムで最も力が入っていると感じられるのがこの「コンサート・オペラ」のシリーズ(指揮はいずれもアルミンク)。ただ、来季のプログラムにはこのシリーズが姿を消している。事情は分からないが、残念なことではある。
これまで筆者が耳にした、このシリーズのいくつ . . . 本文を読む
都響を聴きにサントリーホールへ行った。ここを訪れるのは震災後初めて。前回は、初めてここの舞台に立ち、ブラームスとマーラーを演奏した(参照:2011-03-08「ふるさとこうとう音楽連盟15周年記念特別演奏会@サントリーホール」)。なんだか遥か昔のような気がしてならない。
都響を聴くのはずいぶん久し振りになると思う。このブログを検索してみると、6年前にデプリーストのショスタコーヴィチを聴いている . . . 本文を読む
「坂の上の雲」ツアー第一弾として、とりあえず身近なところから根岸の子規庵を訪れた。
言うまでもないことながら正岡子規は「坂の上の雲」の主人公の一人。作品中盤で死去してしまうということもあり、他の主人公2人、秋山兄弟と比べると若干影の薄い印象もあるが、秋山真之と子規の学生時代が中心となる物語序盤のみずみずしい叙述はこの作品の魅力の一つだろう。
子規庵は子規がその死までの数年間を過ごした場所。外観は . . . 本文を読む
3週続けての練習。今回は、前日に10ヶ月振りのレッスンを受けたので、その成果を示すべく(そんな簡単なことでないことは分かってはいるのだが・・・)勇んで練習会場に向かった。
曲順はこれまでと違い、ブラームスから。
練習冒頭から、様子が先週までとは全く違った。パート内の音程、パート間のハーモニーについて、妥協のない要求が続く。本番まで2ヶ月となって、完全に違うステージに進んだという印象。
ブラームス . . . 本文を読む
レッスン(参照:2011-07-10「レッスン その7」)の後、猛暑の中しかも楽器を持ちつつ美術館へ向かった。この日の目的地は国立近代美術館。そういえば、ここに足を運ぶのも久し振りだ。
ここでのお目当てはパウル・クレー。東京では数年前に展覧会が開催されたはずだが(参照:2005-12-04「パウル・クレー」)、行き損ねてしまったので、今回はなんとしても足を運ぶつもりだった。(とはいえ、実は情報収 . . . 本文を読む
9月11日の本番まであと2ヶ月。筆者としても個人的にベストを尽くすべく、レッスンを受けた。もともと、自分としては3ヶ月に1度くらいの頻度で継続的に受けるのがベストだと思っているのだが、なんだかんだと事情に追われて実際にはもう少し間隔を空けながらのレッスンになっている。
まして、今回は震災の影響もあったと言えばあって、前回から実に10ヶ月振り。
まず、この日のレッスンの目的を確認。前回のレッスンか . . . 本文を読む
過去2巻がとんでもなく面白かったので、この3巻も発売直後すぐに購入した。
帝政期のローマと現代日本の「風呂文化」比較から生じるギャップをテーマにしたコメディタッチの作品ということで、個人的には地味な作品という認識を持っていたのできっと広範な認知度を得るとは予想していなかった。
が、この作品の人気と評価は予想をはるかに超えた。数々の受賞そしてついには映画化も決定した。自分だけがひっそりと楽しむつも . . . 本文を読む
先週に続き、2週連続のオケ練習。
この1週間は4日続けて練習できない日があったので、あまりコンディションとしては良くなかったが、とにかく参加した。(当り前か。)
練習場所は10年ほど前、よく使った台場の区民センター。そもそもそこに行くゆりかもめに乗るのもずいぶん久し振りだ。写真は汐留駅。
練習の曲順はいつもと同じで、本番の通り。まず、降り番の「ジークフリート牧歌」。毎回、たっぷり時間を取って . . . 本文を読む
6月のレコレン(レコーディング練習)は14勝16敗。楽器をメンテに出した4月以来2度目となる、5割を割り込んでしまった。
一時は14勝12敗だったのだが最後の4日間で急用が続き、連敗した。
7月はなんとか挽回せねばなるまい。
今週末には、実に10か月ぶりとなるレッスンを受講する予定。これをよい契機にして状態を上げていきたい。
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9月の本番に向けての練習も3回目となる。
この日の練習も本番での演奏順と同じ、「ジークフリート牧歌」「『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と愛の死」「ブラームス2番」の順で行われた。
ということで、降り番の「ジークフリート牧歌」は今回も見学。3曲の中では最も小編成ということもあって、仕上げるには時間がかかるのかもしれないが、いったん出来あがると編成の小ささが強みになって、素晴らしいハーモニーが聴け . . . 本文を読む