3月21日、私が学校現場から離れる機会に、親交の深かった学校図書館にかかわる人たちが、私のこれまでの人生を振り返る集いを開いてくださった。穏やかで充実した集まりだった。同僚や友人たちも、とても心地よい集いだったと振り返ってくれた。ひとえに当日集まってくださった皆さんのおかげだ。40数名の中でただ一人終始緊張していた私は、後日、写真を拝見してはじめて、皆さんの表情が晴れやかで輝いていたことに気づいた。そんな素敵な人たちと、さまざまな形で親交を深めることができたことが嬉しい。
一人の教師として学校図書館に関わってきた。図書館のことを何も知らないからこそ学ぶことがたくさんあった。とくに1998年から2002年にかけてMLやオフ会で皆さんと議論を交わしたことで、学校図書館の活動を通して閉塞した学校教育を打開する道が見えたように思った。そんな想いを確かなものにしてくれたのが、学校図書館という現場に集うことになったスタッフだった。
学校図書館は一筋縄で捉えることができない存在だ。学校図書館と関わるには多元的な視点が必要でないか。さまざまな形で学校図書館と関わってきた人たちはもちろん、関わっていない人たちとの協働も必要ではないか。そんなところに私は面白さを感じている。
21日は、皆さんから、この上ない人生の贈り物をいただいた。あの場で語ったことや皆さんからいただいたコメントなどを整理して、これからの自分の課題をみつけようと思う。
次のサイトは、この日の集いのために用意した資料です。私の関心の一部を共有できそうな人は、私に直接メールをください。
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