幹事さんのひとりごと

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暗号文化

2008年05月29日 | ひとりごと
「KY」で「空気読め」って?
そもそも「空気」は呼吸するものであって目に見えるものじゃないよ。
読んだり書いたりできないだろ。

という年寄りのヒガミ・・・

言葉は文化だ。

そりゃそうだけど・・

古代文字は物の絵から記号になったり。
漢字やひらがなだって物の状態を簡素化して漢字としたり。
そんなことを思うと絵文字が流行したりするのは異常な社会現象とは呼べないの
かもしれないけどね。

小学生のころだっただろうか。
TVで暗号を使うドラマがあった。
少年探偵団のようなドラマだったと思うけど。
そこで使われてた暗号。
はっきりは覚えてないけど、「ちこにここりた」と聞こえた。
そこで学校で「ちこに**」とみんなでいろいろ作った。
「ちこにここりた」は「ここに来い」という意味。
そんないっぱい作った暗号を覚えきれないので、ノートにぎっしり書き込んで。

友達にコピー。
って、当時はコピー機などないんでノートに手書きね。
ほとんどみんなに行き渡った。
って、それじゃ暗号の意味ないじゃん・・

最近のおじさんがついて行けない言葉。
ほとんど発祥は女子高校生。
いわゆるギャル語というやつか。
あとはネット言葉が多いようで。
2チャンネルから発祥した言葉も多い。

チャットや掲示板と呼ばれるキーボードでの会話。
打ち間違いや変換間違いも多く、それが逆にへりくだりや奥ゆかしさを感じさせる
ってことでみんなが使用するようになったの多い。
「(笑い)」は「(笑」とも省略され、それが「(ワラ」「藁」「WRA」「W」と。

「香具師」って始めはなんだろなと思った。
大工?指物師?
2ちゃんで小文字のカタカナを使うのが多かったらしい。
そのときに「ツ」を「シ」に置き換えてみたり「ン」を「ソ」にしたりの遊び心。
「スマン」を「スマソ」(すまそ)と言うのもそこから来てる。
漢字をでかく見せるために「ネ」と「申」と使って「神」を「ネ申」としたりね。
で、香具師とは「やし」と読む。
「ヤツ」を「ヤシ」として変換すれば「香具師」となるのだ。

TVなどの業界用語として言葉をひっくり返したり、他の特殊業界でも専門用語が
あったりする。
そのようにギャルの間で専門用語を作っていく。
それはへたすると日本語の崩壊にも繋がる恐れはあるんだけどね。
きちんと基本となる日本語を把握しつつ、自分達なりの暗号を使って楽しむ分には
おもしろいじゃないかと。

たたし、おじさんがついて行けないのはおじさんの勉強不足じゃないよ。
若さが速過ぎるんだよ。
おじさんはね、空気読めないんじゃなくて空気など読むものじゃないと思ってるんだ。
流れに身を任せるのに疲れちゃってるんだよ。


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2 コメント

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Unknown (もみじ)
2008-05-29 10:06:18
>>おじさんはね、空気読めないんじゃなくて空気など読むものじゃないと思ってるんだ。<<
ぱち
全くもってごもっとも
とても流行語についていけません。
覚えて頃にはスタッテいます。
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そうそう (幹事)
2008-05-29 10:18:45
流行の意味をようやく理解して使ってみるとすでに死語。
そして「オヤジギャグ」と言われるんだよね。
いきなり流行と思って最先端を目指すと若いふりしてとか
無理してとか言われる始末。
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