隕石

ロシア南部に落下した隕石。
街中を通過し、多くの映像が撮影された。
衝撃波による飛び散ったガラスの破片での負傷者が多かった
ようだけど、死者は出なかったのが幸いのようで。
ＮＡＳＡの発表によると、大気圏突入前の重さは約７千トン、
直径は約１５メートルほどだとか。
ジャンボジェットで全長７０メートルだから、大きさ的には
それほどでかくないのかな。

秒速２０キロメートルほどで大気圏に突入した隕石は爆発し、
破片が飛び散ったようだけど。
市の郊外で数十カ所で見つかったと。
本体は湖に落下したような。

ロシアでは交通事故が多く、その証拠となるべく車載カメラを
装備した車が多いんだそうで、そのカメラで撮影された映像が
世界中を駆け巡った。

驚いただろうねぇ。

あんな火の玉が突然降ってきたらどうにも対処できないな。
それに衝撃波。
見えるものじゃないし、見えたからといってどうするおともできない。

翌日、地球をかすめた小惑星「２０１２ＤＡ１４」は、地球には
なにも影響がなかったようだけど、ロシアに落ちた隕石の３倍だったらしい。

それにしても、小惑星規模の隕石落下。

予測できなかったものだろうかねぇ。

地球から数光年離れた衛星や隕石郡を観察し、軌道を計算できてるのに
いざこれほどの被害がある隕石の落下が察知できなかった？
もしかしてすでに予測されてたことで、発表した場合のパニックを
警戒して公表しなかったとか？

実際、地球に衝突するであろう隕石も確認されてるんだろうから、
映画のハルマゲドンのように、地球規模での対策は必要なことなのかもと。

アジアのちっぽけな半島の国がミサイルで脅してるような規模じゃないし。
報道番組のコメンテーターが
「ロシアに落ちないで核開発してるとこに落ちればよかったのに」
と発言した。
おぉぉぉ、すげ～こと言うなぁと思ったら、案の定、番組の後半で
「不適切な発言があったことをお詫びします」って・・・
思わず笑った。

それにしても、湖に落下したと言われた隕石。
氷が８０センチも張った湖にぽっかり穴が開いていて。
湖底を探しても隕石が見つからないと。
他の落ちた可能性のあるところを探しても見つからないと。

どこに行ったんだ？

岩石じゃなくて氷の塊とか融けちゃう物質だったとか。
なんだかおもしろくなってきた。
不謹慎かもしれないけど・・・