ひげ禁止

群馬県伊勢崎市は１９日から、市民に不快感を与える恐れがあるとして男性職員のひげを禁止した。同日から職員の服装をクールビズに切り替えるとした通知の中で通達した。

あくまで通達の範囲で罰則はないってことのようだけどね。

確かに公務員とは一般市民の手本になるべき職業。
職員であるなら身だしなみも重要なポイントではあるんだろうけど。
でもね、それは普段から注意するべきことであって、クールビズに合わせてひげも禁止する
というような問題ではないな。
男性であるからにはひげは日々伸びるもので。
普段きれいに剃ってることが当然というのならば、スポーツ選手などひげを伸ばしてるのは
間違いってことになる。

みすぼらしい剃り忘れのような無精ひげを注意するのなら理解もできるけど。
無精ひげと伸ばしてるひげと、どこで判断するのか。

市民が不快に感じるから。

それは個人差のあることで。
不快を感じることを全て禁止すのならば、クールビズとしてノーネクタイにすることも
公務員としての怠慢と感じる人だっているはずで。
服装をとってもそうだな。
ラフな格好が似合う人、全く似合わない人、さまざまだろうし。

女性はどうなんだ？

まつ毛を長くするのが流行ってるって、それを不快に感じる人だっているし。
化粧に違和感を覚えることだってあるんだから。
スカートの長さやズボンに不快を感じることだってある。
へたすりゃ体型そのものに不快を感じることだってあるんだ。

男性のひげだけ名指しで禁止ってどうかと。

スキンヘッドを不快と感じる人も多いだろう。
そんじゃハゲはどうする？

ひげ禁止と通達する前に、市民に不快感を与えるような職員を採用してるのがおかしいんだ。


って、公務員を敵に回しそうだな。