正露丸

ラッパのマークの大幸薬品が正露丸の糖衣Ａとそっくりのパッケージだとして
キョクトウの正露丸糖衣Ｓを訴えた。

っていうニュースで「正露丸」なるものの真相を初めて知った。

胃腸薬として昔から「正露丸」という薬は飲んだこともある。
臭くて苦くて。

糖衣（とうい）は「トーイ」だと思ってた。
トローチのような甘い薬だという意味かと。
甘い殻でコーティングしたものという意味だと知ったのは最近の気がする。

もちろんＣＭの効果だろうが「ラッパのマーク」と言えば正露丸。
「正露丸」と言えばラッパのマークだと思ってた。
だから「糖衣Ａ」と似てるパッケージだとして「糖衣Ｓ」を訴えた？
なんのこっちゃと。
「Ａ」と「Ｓ」って同じところで製造してる中身の量が違うタイプ
なんだと思ってた。

そしたら製造メーカーが違うんだね。

そもそも「正露丸」。

明治の初期に日本陸軍が不衛生な水源による伝染病の感染症の対策のために
開発した薬なんだと。
日露戦争時にロシアを倒すということから「征露丸」と名付けられ一般化。
だから製造してることろは数多くあるんだと。
やがて「正露丸」と改名されて大幸薬品が登録票票を取り、他の製薬会社を
訴えたものの、一般的に知れ渡っってる名前のために却下。



ずいぶんあるんだね。
他にもあるらしいけど。



飲みやすいように糖衣状にしたものも数種類出回ってるみたい。
そして今回の訴えは「正露丸糖衣Ｓ」に対して。

パッケージがそっくりと言うけど、そんなに似てるかなぁ。



部分的にこことこことと並べてもデザインも登録票票になってるの？
正露丸を黄色のパッケージで赤に白字で糖衣と書いちゃだめ？
金色でローマ字入れちゃだめなの？

なんだか大人げない気もするけど・・・

中身に自信があれば「ラッパのマーク」で知られてるものが売れなくなる理由に
ならないと思うけどな。
結局は似てるけど違うメーカーの商品があるんだということを一般に認識させる
ために訴訟という大々的な手段をとっただけの気がするけどな。
うちの会社が正当派だと言わんばかりで、なんかイメージダウンだな。