秋田産アワビ

日本白神水産（本社・東京都港区）は、八峰町八森に今秋の操業を
めどに国内屈指のアワビ養殖施設を建設する。

八峰町八森といえば秋田音頭に歌われる「八森はたはた」。
時期になると活気付くんだろうけど普段は人の姿がほとんど見えない
寂れた漁村だな。

廃校になった旧八森小校舎と青少年の家周辺の広大な土地を町から
無償で借りて岩手県三陸地域のアワビふ化技術と「海洋政策研究財団」
が開発したコンテナ利用養殖システムで、ふ化から育成まで一貫した
「陸上養殖・生産施設」の構築を目指すんだと。
東日本大震災で太平洋側の民間アワビ養殖施設は壊滅的被害を受けたため、
アワビ資源の保全と災害リスク分散のため、日本海側に建設を決めた。

ということみたい。
事業費は約１５億円で従業員は十数人で、生産能力は年間約２００万個。
テレビでインタビューしてたときは
「中国の干しアワビが高価すぎるから安く提供できるアワビを」と言ってた。
中国に輸出する気みたいだったな。

「アワビ」という名前を商標登録されないように手を打たないとね。

八森は白神山地から流れこむブナ林の栄養たっぷりの水が魚にも
いい環境の場所だとか。
そこでアワビを養殖するのは名案かもね。
一般的に食卓に上らない高級食材を大量養殖できれば秋田でも安いアワビが
食えることになるのかもと。

それが起動に乗ったら土崎のセリオンのあたりでもやってほしいな。

でも、歯ごたえがあると言えば聞こえはいいけど、わざわざ高い金出して
硬い貝を食いたいとも思わないけど。

エリンギで十分・・・