幹事さんのひとりごと

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高速道路無料化

2009年09月28日 | ひとりごと
「高速道路料金の無料化」についての狙いを馬淵澄夫国交副大臣が語った。

「国民生活の負担が下がる。無料化で得られるのは、生活コストの大幅な低減」

年間2兆5000億円に上る高速道路の料金。
これを全額国が負担する。
高速道路料金が無料化されることで商品を運ぶコストが下がり、物価が安くなる
としている。
ほかに、「地域経済の活性化」も挙げられる。
無料化によって、企業が地方に参入しやすくなるという考えだ。
「温暖化対策」も狙いの一つで、国交省の試算によると、一般道の渋滞が減ることで
二酸化炭素が年間310万トン削減できるとしている。

温室効果ガスを1990年比で25%削減する目標については、無料化されると
車の交通量が増え、温室効果ガスも増えることは避けられないとの指摘には
「無料化によって一般道路から高速道路へどんどん車が転換するので、これによる
(二酸化炭素の)削減量は非常に大きい」と説明した。
渋滞の少ない地方の高速道路を優先に無料化し、段階的に広げていく方針。


なんか不十分だよな。
そもそも、高速道路を無料化にする目的はなんだ?
CO2削減のためなのか?
渋滞の少ない地方の道路を無料化したところで一般道路も渋滞してないんだから
CO2削減の効果は望めないな。
それよりなんと言っても、高速道路が整備されてないのが地方だろうよ。
無料化にしたところで恩恵はたかが知れてる。
高速運輸で地方も潤うというのは大きな誤算。
秋田がいい例じゃないかよ。
高速、ミニ新幹線。
都会と交通網が速くなったので、商業が潤うとか、企業が進出しやすいとか
それが目論みだったはずなのに、実際は企業が進出してきたのは当初だけ、
わざわざ秋田に進出するまでもなく、高速運輸で通える結果となり、軒並み撤退。
増えたのはホテルだけ。
そのホテルでさえ不景気の波で閉鎖が増えてる。

高速道路無料化したところで地方は潤わないと思うな。

それより、無料にしたことにより、財源難で今後の拡張がなされず、現在工事中の
ところまで完成の目処が立たなくなるんじゃないの?

高速無料化の恩恵は都会だけのものじゃないのか?

ガソリン税の見直し。

それは地方にとってはありがたいもの。
田舎だと老若男女、移動は車しかないのだ。
近所のコンビニまで車で30分なんてよくあることだ。
駅もバス停も歩いちゃ行けない距離。
車がないと生活もできない。
そんな地方にとってはガソリン値下げは歓迎するべきこと。
でも、ガソリン値下げしていっぱい使ったら間違いなくCO2増えるんじゃないの?
それはどう対処するんだ?

そもそも、なんでもかんで無料にして、そこに投入しようとしてるのは、埋蔵金と
呼んでる税金なんだろ?
他から湧き出る金じゃなくて、結局は国民の血税。
都会の車持ってるレジャー目当ての連中にだけ還元しようという政策って
いかがなものか。
もっと他に必要としてるところがあるんじゃないかと。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
結局 (雲板)
2009-09-29 02:20:05
ばらまきなんだよね
ばらまいて、票集め なんで選挙違反にならんのかね?
返信する
Unknown (こはる)
2009-09-29 07:26:38
そんなのは、しなくていいから。
高速に乗って短縮した分をお金で買ってるんだもん。

それよりさぁ、先生方の運賃無料を止めたほうがいいよ。
活性化、景気回復するために、
先生方とオツキノカタさ、10倍の運賃を払うべし。
返信する
そうだな (幹事)
2009-09-29 09:55:58
やっぱり金あるところから出させるという方向が必要だよな。
一律平等にと言っても、収入に差がありすぎるんだからさ。
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