- RIGとPCに上から雪解け水がじゃんじゃん落ちる。
- 電源ケーブル根本で切れる。
- 風max10m/s。PCぶっ飛ぶ。
- 展望客のちびっこが同軸ひっかけアンテナぐにゃー。
- FT-991AM
- 15ele八木、10段コリニア、4mポール
- 丘ロケ、標高130m、展望台20m
- バッテリ1.5KWh(RIG用)、500Wh(PC用)
- 防寒服、テント一式(風雪対策)
- 根性
- 鹿野山 ・・・ ファミリーお祭り向け・山害の典型場所
- マザー牧場周辺 ・・・ 県内東半分が死ぬ・北に集中するマルチも遠い
- 4号公園 ・・・ 同上
- トライバンドHB9CV(21,28,50MHz)
- 10ele八木(144MHz)
- 15ele八木(430MHz)
- GP(X6000)
FR=必要な窓空間長(半径)、地上高
-------------------------
■50MHz
d2=50km
d1=5m
FR=5.47m
----------
d1=10m
FR=7.74m
-------------------------
■144MHz
d2=50km
d1=5m
FR=3.22m
----------
d1=10m
FR=4.56m
-------------------------
■430MHz
d2=50km
d1=5m
FR=1.86m
d1=10m
FR=2.64m
-------------------------
■1200MHz
d2=50km
d1=5m
FR=1.11m
----------
FR=1.58m
-------------------------
とゆーことで、アンテナ前に樹木や障害物がある場合、何メータの窓空間が必要かわかります。10m先で必要な窓直径は、50MHzでは約15m、144MHzは約10mです。また、地上高(窓空間半径)でも、144や430MHz運用などでよく見るカメラ三脚にアンテナ設置(地上高1m程)は避けるべきです。例えば430MHzの場合、相手局まで直線見通しがあっても、アンテナから5m先は最低1.86m、10m先は2.64mの地上高が確保できてる必要があります。山頂であっても周囲近傍が急斜面でない限り注意です。144MHzなんかは三脚はアウトです。電波衛生上、直線見通しがあるからOKなのではなくて、空間内の壁が作る干渉波の環境が重要なのですね。
やっとできたよ!!アマ無用可変フェーズシフター!PSスルスル君!
半年前に構想し近道で製作例を探したが、どこにも無い!、ワールドググっても無い。設計検討を始めると、難題いっぱい、無い理由も分かった。こんな変態ツール、そもそも正常な人間には動機も起きないのだろう。
アンテナを動かさず、希望する信号方位にビームを合わせること。
アンテナを動かさず、混信を除去すること。
アマ無コンテストに参加するようになり、ビームをぶんぶん振り回すことに疲れたのと、新たな珍技で大先輩達を一本背負いしたかったのが動機w。表現過激でm(__)m。
V/UHFアマ無局の人口密度ってたぶん日本が世界チャンピオンですよね。
特に都市周辺部。ビームを制する者がコンテストを制す。必要は発明の母、これはそんなガラパゴスな環境の産物なのでございます。
フェーズシフターやビームフォーミングに馴染みある方は、下の「フィールドテスト」まで読み飛ばしてください。
これらの位相制御は、固定長のフェーズラインをスイッチングしたり、専用のフェーズデバイスで行われます。
アマ無では、古典的な方法で2つのアンテナ間の同軸ケーブル長を切り替えビームを前後180度反転させたり、短い同軸ケーブルを沢山切り出しそれをロータリースイッチやリレースイッチなどで直列に加算し、段階的な位相差を得ている例があります。
これらは、位相の連続可変ができないことと、アナログスイッチングによる信号接点ロスや同軸ケーブルの対周波数損失、また直列接続を繰り返すことによるインピーダンス乱れがあり安定した性能が得られません。
同軸ケーブルを使わないのでロスも少なく、使用できる周波数レンジも広域です。
単品として存在する既成の業務用フェーズシフターは、主にマイクロ波帯の位相操作・計測に使われてます。これをアマ無に使うと、、GHzぐらいがギリで、それより下の周波数は構造がでっかくなっちゃうので製品化されないのが現状。あっても特殊用途のみで超高額。更に計測用ではアマ無の送信電力にも耐えられません。
でも、もし、V/UHF帯(ここでは50/144/430MHzとする)の製品があれば、アマ無で何ができるか、、
フェーズシフターで何ができるか:
- RIG-アンテナ間に挿入し送受信波の位相を連続可変
- 可変ダイバーシティによる目的信号抽出、不要信号除去
- ローテーター使わずビームローテーション
- 前例がない
- 業務用既製品改造はGHz以上で且つ高額
- GHz未満は波長によるサイズが大きくなり構造化が困難
- サイズが大きいため可動部の安定機構、高周波特性確保が困難
コンテスト時は瞬時操作に合わせた操作性も要求されます。
脳内シミュレーションは数知れず。基本構造を決めた後は、部品探しであちこちの材料サイトマニアと化しちゃいました。モノが届いてから、使えねーコレー!な部材も数知れず。最適部材を求め部品メーカーにもあれこれ相談メール。どこも個人ユーザには冷酷な対応。出費もかさみました。
紆余曲折、、とりあえずベータテストまで来たのがこれ、、
外見はどこにでもある普通の分配器に見えますよね。
が、可動構造ってのは一気に難しくなるんです。
- 差し込まれる側を50Ω設計しても、差し込む側が挿入されると内径が変わり特性インピーダンスがずれる
- 内部導体を支える構造が必要
- 内部・外部導体がスライドしても高周波導通を安定に保つ必要
- 潤滑オイル選びと処理
- アルミ四角パイプは内外面のアルマイト除去が必須
たぶんメーカーのプロ様が見ると、、お前いったいアレをどう決着させたんだよ!!的興味があるはず。。根性と執念です、うっしっし。
個々の対策を書くとえらく長くなっちゃうので省略。創意工夫繰り返し、一個一個ハードルを越えてゆきました。おかげで内部機構は実用新案レベルになっちゃいましたヨ。
スペックはこれ、、
- 形状:トロンボーン型
- サイズ:最大1m×2
- 可変範囲:最大50cm×2
- 位相可変範囲:50MHz(60度)/144MHz(173度)/430MHz(514度)
- インピーダンス:50Ω
- VSWR:1.2内/RL20dB内、1.2GHz以上は未測定
車中に持ち込み、RIGのSメータを見ながら、スルスルとスライドさせます。
送受信共、ほぼ想定通りの動作をしてくれました。
基本は相手局の信号強度の最大ポイントを探します。混信や抑圧があると不要局の強度が最小になるエリミネートポイントを探します。スルスルっと5秒以内で完了です。
以下、コンテスト前に取得した実測データです。
-条件-
アンテナ1=15ele八木(430MHz)/10ele八木(144MHz)
アンテナ2=GP(X6000)
アンテナ間距離=3m
フェーズシフタ=アンテナ2ラインに挿入
接続=アンテナ1+フェーズシフタ出力をQマッチ合成しRIGへ
430MHz
位相可変範囲:514度(約1.4λ)
受信強度変化:S2~S9
送信強度変化:同上
相手局距離:30Km
144MHz
位相可変範囲:173度(約0.5λ)
受信強度変化:S3~S6
送信強度変化:同上
相手局距離:40km
強引な方法ですが、ダイバーシティ効果を手っ取り早く確認するために実際の交信でやってみました。
基本特性を厳密に計測するには、両アンテナ共、同じ特性のものを使わないといけません。
また、今回のように別種のアンテナ同士の合成は、各々、方位が同じでも信号強度に差があるため、逆位相合成させても完全な信号強度ヌル点は生じません。
位相可変範囲が1λ未満の場合(このテストでは144MHzが該当)は、アンテナ間隔と相対位置を適切に取らないと、目的方位に対し信号強度最大/最小点を探せない場合があります。
上記144MHzのテスト結果はS変化が小さいですが、位相調整範囲が173度のため360度探索ができず、信号強度最大/最小点が取れなかった可能性があります。
位相調整範囲が更に狭くなる50MHzで使うときは、目的方位に対し位相差ゼロ点が可変範囲内に来るようにフェーズシフタに付ける中継同軸ケーブル長を変えます。
更に低い周波数で使う場合も同じ理屈です。
垂直偏波アンテナ同士での使用は水平方向に対し位相合成。水平偏波アンテナ同士での使用は垂直方向に対する位相合成が主な利用目的となります。
つまり、水平アンテナスタックの場合は、打上角を制御することになります。今回の試作品を50MHz水平アンテナスタックに使うと位相差60度範囲の打上角制御になります※。打上角(電波到来角)が動的に変化するEs伝搬や低角度DX向けにスルスル遊べます。
今回の試作はフェーズラインが2本ですが、これを増やせば更に長波長や広範囲位相の対応が可能になります。
コンテスト中、ビームアンテナを回さないで信号強度の弱い局を浮き上がらせたり、混信や近隣の抑圧かぶりの影響軽減に大きな効果がありました。
初投入で慣れてませんが、144MHz/430MHzで400局以上と交信した中、2割程度はこのPSスルスル君が活躍してくれました。(スルスル君がなければ2割ダウン、コンテストで上位を競うときは秘密兵器になりそうです)
これでなんとかベータ版完成です。これからゆっくり性能を出してゆこうと思います。
お疲れ様~オレ。。。皆さんも長文読破(_´Д`)ノ~~オツカレー
あちーーーー!あちーーよ!猛暑だよ。早朝大会なのに汗だくなった!
2021/7/18、AM5時~7時、28MHz縛りの変態ロカコン、地元オール横浜コンテストだあああ(^^♪
最近、別件多用で心は無線にあらず。コンテスト10時間前、どーーすっかなああと悩んだ。市内から出るにも近所は異物監視警察だらけだ。少ない空き地にアンテナ立てようなもんにゃ速攻お巡り呼ばれる。そもそもアンテナねーし!(手持ちHB9CVは絶対無理、早朝散歩のプロ市民の異物攻撃が半端ない=天体観測時パトカー呼ばれた)。逃亡先でゴーンちゃんが言っていた、日本の高度な秩序は成熟文化の成果ではない、相互監視の醜い自由束縛だと。。当たりですw
でもでも、年一回の横浜祭り、初体験、出なきゃきっと後悔するべなーーと思い、センター南コーナンへ向かった。アンテナ材料なけりゃあきらめる。材料あったら神様のお導き。決断を神に任せた。
簡単に28MHzフルサイズDPを考えアルミパイプを探すと、、ありやがった。2m尺。神はコンテスト出ろ!と言ってる。
深夜の自宅リビング、HB9の給電部流用、コーナンパイプにドリルぐりぐり、ハンダぺたぺた。即席DPを作った。調整は現場だ、車にぶっこむ。スタートまであと3時間。
近所の目立たない場所を探す。候補地着:住宅街の農地(某TBS局の人気女子アナがプロデューサのおっさんと濃厚R18プレイを繰り広げ写真週刊誌に撮られた現場w。以降その筋の性地と化している)。よし設営すっぞーと外出たら、、目前にカラスの死骸!!。生々しい姿が何かを語ってる。。それでも、ここっきゃねーーと思ってたので、、気分は閻魔様、理性を絶とうしたが、、無理だった。
空き地探しに放浪。都筑区在住なので地元区内で勝負したい。スタートまで2時間、やっとめっけたーーー。ここ↓
アウェイ地で心配だけど、塞翁が馬w
フレネルゾーン的にも気を使い、人口密集地区(南~西)にフレネル半径(アンテナ等価地上高)が最大に取れる丘ポイントを選んだ。
設営開始。DPの調整チョキチョキ準備。VSWR取ってみると、およよ、メーター動かない。RIGぶっ壊れたかと思ったが、、無調整ドンピシャ28.0~28.6MHzまでVS1.0だった。我ながらスゲー、びっくりした。
↓うーーーん、ダイポールって美しいねえー♬
AM4時半、バンドワッチ。いるいる、うじゃうじゃいる。横浜の28MHzが7MHzのよう。。あちこちで優勝常連の猛者様たちがより取り見取り。うちの近所に強者コンテストヲタこんなにいるのかと驚いた。おら遠征運用しかしないので知らんかっただ。
挨拶やら馴れ合いやらで直前のバンドは地元盆踊り大会の様相。。AM5時、スタ~トコンテスト!
猛者軍が固まるカテは怖い。おいら免許1年生、仁義知らずのならず者、地元じゃきっと正体不明の不審局、あんた何者って絶対聞かれる思われる。声出す勇気ない。CWカテにした。目立たぬように隅っこの周波数でCQCQ。良いのか悪いのか70QSO/Hのペースが続いた。
早朝収穫のプロ農民、散歩中のプロ市民、みなさんなんか言いたげ。開始があと2時間遅いときっと袋叩きにあう。事務局の時間設定は正解だ。コンテスト設計はアイデア次第でいろいろ盛れるよね。海好きなんで東京湾海岸縛りコンとかもやってほしーわ。
あちーあちー、平地は朝でもあちーー、汗まみれなってノーサイド。
スコアは昨年入賞圏内に入ったが、ラスト30分がたったの9局、マルチ一個(磯子区)を落としたのも痛い。安全ゾーンの6000点に乗せられなかった。ログ未提出局との交信は減点になるのでそっちも怖い。
この分なら電信電話カテ出れば8000点は堅そう、来年はそーすんべ。
いつもは山岳移動で疲労困憊するが、地元で終わるのは大変楽でよい。こうして家に戻って余裕でブログできちゃう。
AM8時、太陽ぎらぎら、うちの庭のレモンが元気↓
異常品種のようで、フットボール大のお化けレモンが何十個もなる。怖くて食べれない。鑑賞用に1m長を植えたら今や10m近くある。
次は、メジャーのフィールドデー大会すねー。出れるかなあ。。
梅雨最中、、青空はーーやくこい♬
2021/7/3 21:00 - 7/4 15:00、6m&Downコンテスト。
移動地は初めての群馬/長野県境の渋峠。日本国道最高地点2172mがある場所。白根山や横手山2300mの頂上付近を草津から志賀まで抜ける峠道。。この山系20代の頃はスキーで散々来た。横手山、熊の湯は一ノ瀬みたくチャラい連中が来なくてオキニだった。準指資格取ってスクールバイトに明け暮れていたが、まさか、おっさんになって電波ヲタで来るとは思いもよらず。
50/144/430/1200MHz参戦、、のつもりが、やってもーた、1200アンテナを忘れてしまった。痛い!
結果は、、
目標カテで昨年トップを超えることができた。。今回はEs伝搬が良くなかったようで、皆さん薄いマルチの中どうなることやら。
現地へ:
豪雨で避難指示発令中の横浜をAM1時に出発。早朝現着予定。。北関東は雨が弱い予報で運用には問題なさそう。
夜中はいいねー、車スイスイ、予定通り草津まで来た。ラストコンビニで2日間の食料&酒ゲット。天気が、、晴れてきた。南関東は豪雨なのにこっちは青空!。まー、山の天気、コロコロ変わるんで、外洋レース用ヨットスーツ持参、土砂降り上等。
目的地まであと10Km程。草津・白根火山ルートを登る。途中の展望ポイントに寄ると、眼下に広大な雲海、ネットでライブ配信して遊ぶ。(レジャー移動の時は自宅から現地までライブ映像配信してます。道中、視聴者の皆さんと会話しながらルートや現場情報を調べてもらえるのでとっても便利)。万座ルート合流点を過ぎると、目前に渋峠が広がった。オール2000m超え、大変美しく清々しい風景。。ウキウキ気分で事前に調べていた優良ポイントへGO。
峠の全景が見える中、遠めに見ると、、およよ、あれれーー、おいおいおーーい、、なんと各ポイントにぜーーんぶアンテナが見えるぞ!。早朝なのに、ここまですれ違う車もいなかったのに、なんと、先行者多数じゃねー!
一句: ~渋峠 たわわに咲くは空中線 強者たちの夢の前~ まろ
はいこれ↓、遠めに見た渋峠の全景。道路際にすでに5局が鎮座していたw(奥が横手山)
挨拶がてら各ポイントを巡る。
- ダブルヘアピンカーブには、昨年430MHzカテで優勝の方(涙)
- その上のヘアピンは、その前の大会の144MHz優勝ポイント、埋まってる(涙)
- その上の日本国道最高点も、埋まってる!(涙)
- 県境群馬側の大駐車場は、50MHzアンテナがドッカーン!(涙)
- 長野側に入ったポイントも2エリアから来た優勝常連様が確保!(最終涙)
すげーー、マジすげーー、先々週の山梨コンの如く、関ケ原に陣取る大名の面々。。これがメジャーコンテスト6Dの気合なのか。
おいら、どーしたらいいのよ、、皆さんに参加バンドを聞く。競合しない他のシングルバンドなら隣で出ていいよ、と言ってくれる。。が、おいらマルチバンドだし、他のシングルに出ても、近く陣のシングル様とかぶっちゃうし、、八方塞。
あれこれアイデアを聞くが打つ手無し。今から赤城はどーかなーと聞いたら、皆さんに止められた。無謀だ、既に満員だよ、と。結局、白根山側に戻り、標高100mダウンの分水嶺の道際で展開することになった。。ここは峠の盆地、限定的に窓が開くだけ、でもしょーがない。弱者の戦法、フル回転するしかない。
↓分水嶺
↓南はコイツ白根山がブロックする。
ぬくぬく噴気蒸気上げて気持ちよさそうじゃねーーか、コノヤローー(涙)
準備:
アンテナ設営。
- 50MHz、HB9CV
- 144MHz、10エレ八木、新調
- 430MHz、15エレ八木、新調
- トライバンドGP、X6000
- 144/430デュアルバンド八木
これをデュアルビーム運用する。50MHz以外各バンドは同時に2つのアンテナに給電し、同時に2つの方向をカバーさせます。これ給電ボックス↓
単純に同じ特性、長さのアンテナからの同軸を、Qマッチ合成させてます。Qマッチは144MHzの1λ/4で作成し、430MHzは3倍長で共用できるようチューニングしてあります。デュアルビーム運用の勘所は、同時に使う2つのアンテナ特性に方位強度差があること。強度差が無いと、位相干渉が激しく、指向性がひっちゃかめっちゃかになり、アンテナ方向のビームを打ち消してしまうことがあります。(例えば、ビームアンテナ+GPはやっちゃだめ)
ビーコン、リピータを拾い、窓の方角を入念にチェック。東京東半分、埼玉、千葉、栃木、茨城はOK。新潟、長野市、上田市方面にも小さな窓があった。東北方面は横手山がブロック、西方面は白根山系がブロックした。。神奈川は見通し地平の限界ぽくカスカス。いずれにしても、100m上の優良ポイントと比較すると窓は半分以下だ。狙う方角をノートに目盛る。
設営中、多数の行楽客にインタビューされる。国道沿いなので、皆さん車を停車し、、あのーそれ何やってるんですかー?あっちこっちの駐車場に同じような人がいるんですけどー、、と聞かれる。あれこれホレホレ説明、不審者弁解も運用の内なり。
上記の先行者大名たちも冷やかしに来てヲタ話で盛り上がる。移動運用は大体このパターンになるよね。。有名コンテスターの方はなんと2日前に陣取りずっと車中泊してたそうだ。コンテスト合わせたら4日間ですよ!4日間!。。他のベテラン勢も似たり寄ったり、設営後は、草津温泉を往復し、スタートまでに温泉三昧してる方もおられた。。これからはおいらも踏みたて君固定できるようにしよっと。
運用:
スタート前、大名各局の信号を受信。ビーム正面にするとS振り切れる。発電できるかもw。天気はずっと雲の中。
430MHzから入った。関東平野を狙い100Q/Hを見込む。が、変だ、おかしーぞ、最初からCQ空振りが多い。これ完全想定外。。標高100m上の大名様の運用を聞くと途切れなくパイルってる。痛い。峠の盆地は予想以上に煩地だった。結局最初1時間は50Q/Hしかできなかった。
144MHzに切り替えるとちょっと改善、60Q/Hペースとなった。AM0時、3時間で200局いかない、こりゃやべー。。おいらのコンテスト史上最高標高の運用が、山岳運用史上、V/Uの最低QSOレートとなりそう。
50MHzは深夜帯でも運用局が多い。コンスタントに呼ばれる。睡眠時間を削り、スタートロスを取り戻す。寝れたのは1時間だけだった。
日曜は全日雨。風はmax5m/s。50MHzはEsやスキャッター発生に注意しながら進める。南ビームでCW中、突然北海道から呼ばれた。やっと来た。Scじゃないことを見極めビームを北へ、横手山に遮蔽されるが信号が浮き上がった。2時間程の断続オープンに8エリア10局ゲット。。その後はマルチ積み上げを狙い機動力フル回転。各バンド共ビームぶんぶん丸、大体の想定マルチは取れたが、関東は山梨だけがどうしても取れない。白根山のもろ裏側になる。南~西殺しの白根、100m上の大名さんたちのポイントはこのハードルをクリアできる。おれら足軽はいつだって馬小屋の中だ。
デュアルビーム中はアンテナ1基は大票田の関東向け、1基は狙うマルチゾーンへ向ける。CQ出しながら両方のゾーンに神経集中。期待通り1基ではヌルになる方角から呼ばれると大変気持ち良い。
交信数では50MHz>144MHz>430MHzとなった。当初想定と逆。明らかに山の谷間ロケの悪さが影響した。当初予定した運用場所(標高100m上側)で430を運用した方に聞くと、おいらの2倍の交信数・マルチ数となっていた。同じ2000m超えでもやっぱロケって怖い。
そんなんでゲームオーバー。。初めての渋峠、楽しめました。
狙ったカテで昨年トップは超えたものの、昨年よりコンディションが悪かったようでマルチ勝負になる予感。他エリアでのEsコンディションがどうだったのか気になる。
あと、Eで始まるコールサインって何なんですか??CWで何度かしつこく呼ばれた。区切りが悪くフルコールの捉えどころがなかった。
もいっこ、山岳運用でよく経験するのは、CQ空振り続く中、突然パイル受けるタイミングがある。これって何故??ポツンポツンと山谷あるのが自然の法則だと思うが、明らかに突然パイルが来る。今回もこれが多かった。。アンテナの接触不良でもなく、電波的な環境変化も見えない。。この異常現象は何故発生するの??だれか法則おしえてー。
↑※これ最下部の「付録」に追記しました。
あれこれ:
運用中に観光客割り込みが多かった。ドアを閉めてるのに声掛けられる。窓を閉めてQSO中なのにノックされる!。なにか緊急事態かと思い運用中断、対応すると、観光ポイントを尋ねられたりするw。親近感ありすぎ系観光客たちw
多くの同業者とお会いできた。皆さんベテランで近隣の優良ポイントや注意点を教えてくれTNX。
風雨の撤収作業が大変だった。アンテナ出しすぎた。ヨットスーツなので楽ではあったが、通常の雨カッパだと身体もびしょ濡れになると思う。
帰りは草津温泉で湯につかる。客少なく中華もゼロ、リアル草津が戻った。ヨットスーツのまま行ったら目立った。コンテスト以外マルチで楽しめるのはいいですね。
夜中寂しすぎたのでアンテナマストにグラデーションLEDを細工した。これパチ屋の電飾並みに強烈に明るい。おもいっきり露出下げて撮った。晴れてれば数キロ先からも見えるw。たまに通る車が皆止まるw。客寄せ効果最高。道交法的に微妙なので適時消灯。
↓ステーにケミカルライトを付けるのは、夜間の風見です。
↓動画で見るとこれ
渋峠、来月のフィールドデーはえらいことになる予感。。
もし来るなら、大型自立テント持ってきて店開くぞ。(特別保護地区や第1種特別地域は原則禁止、第2種や第3種は許可が必要だそうです)
付録:※(追記)
突然パイルの件、科学的にどーなのとネタを探してみた。。どーも確率論的には有りのようだ。事象の発生確率なので、パラメータ定義を適切にすると分野を問わず適用できる。。コンテストの場合、例えば、ある時間幅のCQに対しコールすることのできる多数の局がバンド内を周期ωtで回遊してると定義すると、CQに出会う確率が導かれる。そして複数の局が同じタイミングで同じCQを聞く確率はレイリー分布になる(厳密には境界条件で様々な類似分布になる)。CQに応答するかどうかは更に変数が加わるがモデル化は可能。つまり、CQでの通常応答率と異常応答率(突然パイル)は確率で把握できることになる。。難しい話は置いといて、具体的にどうなるか、例えば、
- 3回CQ空振りしても、4回目に3局から呼ばれることがある。その発生確率は*%。
- CQの平均応答率が1局/回なら、最大応答率は4局/回。その発生確率は*%。
逆に、運用後一定時間が経過し、発生確率が取得できると、
- 母数(そのバンドの局数)が類推できる。
- パイルの解消(収束)する時間が類推できる。
等、無駄鉄砲節約にもなるし、更に戦略的なコンテストアプローチが見えてくるわけです。
事象に周期や位相要素のあるものは、思いもよらない現象を見せます。。ヨットもやってますが外洋で海洋波が有義波高の何倍にもなることを体験します。昔から有名な現象で通常は有義の2倍までですが、波の非線形の共鳴要素が働き、4倍以上の最大波が発生することが最近の研究で明らかになってます。
確率分析は電波の業務世界ではフェージング予測やMIMO最適化設計にも用いられてるので、だれかプロな方、定式化とか予測オモチャ作ってくんないかなー。
2021/6/26、3ステージ制(9-12時/14,21,28,50MHz)(13-15時/7MHzFT8FT4)(16-20時/1.9,3.5,7MHz)全部でちゃおかな。
今回の楽しみは、初FT8/FT4部門、超初心者で作法もよーわからんけどピーヒョロピーヒョロうひょひょのひょー。もー一個は、ビームフォーミング計画推進、予備テストなど。
まず、結果、、
オールバンド、ローバンドマルチ、ハイバンドマルチ部門のトリプル参加なのだが、あかーーん。だめだこりゃ。どれか3番に入れれば吉。
今回はいろいろトラブったぞ。
運用:
堂平山移動。人気の剣ヶ峰Pは北が遮蔽され東は稜線が邪魔するので、ほぼ360度見渡しできる別の場所に陣取った。
50MHzはHB9CVを2基直交させづデュアルビーム化(後述)。ローバンドはEFHW。
おいらローテータなく、くるくるしながらポイント探りができない。なので決め打ち用の方位確認がいつも最初の儀式。山中の方位チェックは、車ナビ、googlemap、高精度コンパス、北極星(夜)、、VHFはビーコン波、UHFはリピータを拾う。スマホコンパスはおもちゃなので使っちゃだめ。
設営条件によりビーム歪みもあるので、50MHzは東京大田区のビーコン波を拾い方位基準とした。まあ、大体ナビ方位に合ってるんだけどね。
スタート前ワッチ、関東各地の山岳移動が多い。天気良く移動日和。1エリア外は福島、長野、静岡の山オペが聞こえる。一番強力なのは群馬・長野県境の渋峠2100mで+30dbで襲ってくる。リグのバンドスコープが焼き付きそう。
50MHzから入ったがPhoneがいない。21と28でやっと数局みつけたがほぼCW祭りになってしまった。全バンドEsが開けていて北海道も西日本も調子良いのだが、デュアルビームの50MHz以外は、そっちにビーム向けちゃうと関東平野がサイドになり局数稼げない。Esに振り回され手動ローテータの嵐、体力使い切りハイバンド部門終了。
次は初体験、7MHzのピーヒョロFT8/FT4。。1時間の休憩時間にEFHW40m長(3.5/7MHz用)を張るが、場所狭く四苦八苦。PCのオーディオ設定がタコになっていてこっちも四苦八苦。CTESTWINの連携もうまくいかず四苦八苦。。結局、終了間際にFT8単体運用だけできるようになったがあきらめたw。自宅で運用チェックできないハンデはでかい。これで総合部門の期待は消滅。
ローバンド部門は夜になるので、山中撤退、剣ヶ峰Pへ場所替え。レジャー客で一杯、他にも移動運用が2組、幸いコンテスト外だったので速攻アンテナ張る。18時までで7MHz、以降3.5MHzもミックス、途切れなく進んだが、、途中からVSWR地獄となる。送信中、どんどんVSが上昇する。送信し始めはVS正常だが送信中次第に上昇、CQ一発の短時間でも大きくレッドゾーンに入ってしまう。。リグの不調かEFHW整合器のトラブルしか考えられない。パワーおもっきり絞って運用となった。
1.9MHzはスルー、14MHzはライセンス外、これでオールバンド参戦してんだから無謀なんだけどね。
ビーム直交交差の効能:
素直にスタックさせればmax3dbアップだが、画像のように直交させ、同相合成させます。これによりHB9CVのサイドヌルを補完します。(画像は北海道+関東ビーム)
上はトライバンドHB9、下が50MHzモノバンドHB9。50MHzのみ合成させます。2基とも特性の同じ同軸ケーブルを10m引っ張りパラ、Qマッチ(アンテナ側25Ω>Q36Ω>50ΩRIG側)させてます。今回運用地の堂平山からは関東平野が東~南になり、1基は東向き、1基は南向きで運用します。コンテストではできるだけ全方位に電波を撒くことで、呼ばれる機会が上がるんです。
電気的特性は、1基に比べ3dbダウンしますが、カバーエリアが大きく広がる犠牲がS1なら文句ない。当日はEsもあり、北海道・西日本ビーム+関東ビームの同時運用ができることを体感できた。。今制作中のフェーズシフターが完成すると、これに加え打上角の手元制御ができるようになるだ。
今回も画像少ないので別件貼っとくー。
伊豆半島滝知山から、H2Bロケット打ち上げ直後の電離層擾乱通信を狙いました。撮影時のビームは変なとこむいちゃってる、、。ロケットエンジン排気がイオン反応で電離層に広域の穴を空け、D層やE層が擾乱、異常伝搬が発生します。太陽のすぐ左側がロケット軌道。大変まれな条件で滝知山にはロケットヲタが集結してました。日没直後関東含め太平洋側各地で見事なロケット夜光雲を見ることができました。。6エリアで協力してくれる人いるといーんだけどね。
ー・・・ー
今週末は、6m&ダウンすね。どこいくべかなあ。てっぺん狙うには1000局超えのようだ。2500mポイントへあがろっかなあ、、。
ー・・・ー
ところでところで、最後に耳寄りな話:
アマ無関連もAmazonでいろいろ買い物するんですが、中華業者はクレーム入れると新品を無償でもう一個送ってくるところが多い。今日、NanoVNAがもう一個増えたw。先日は高額バッテリ充電器も無償で一個増えたw。
中華品だからって泣寝入りしたり手直ししたりする人が多いようですが、連中、売れ筋品は交換手間が面倒なようで、タダでもう一個あげるから返品無用となる。
NanoVNAは11ヵ月使って液晶が不安定になったので修理後クレームw。充電器は電流容量がちょっとだけスペック外でクレーム(使用に問題なかったけど)w。
中華品も保証期間1年うたうものが多いが、連中大雑把で通常保証条件の詳細が無い。もちろん保証書もない。保証内容を真面目に聞くと大体トンチンカンな回答が来るw。。真面目に相手するのは時間の無駄なのだ。
なので真摯にメールするわけ。。これ不良品だから新品送れ!〇〇が△△でダメだから対応してくれないならAmazonの製品コメント欄に豪快に書き込むぞ!と。。交換して下さいと書いちゃだめ、相手は異星人なのだ。直球で新品送れ!の方があっちも理解でき手間いらずで楽なのだ。
NanoVNAは1回目クレーム後、1か月回答なかったので、厳しい言葉で続けて3回クレームぶっこんだら、大至急新品送ります。返品要りません。(とぼけてて)大変申し訳ありませんでした。と地球人な対応になった。。中華クォリティは連中の計画的放置戦略です。お仕置きしてあげましょう。
一個買って二個お得、あなたのセンス次第w
いやーー、初参加してみて分かった。。山梨コンテストとは、
山岳を舞台にした、関東山の神の決戦場だ。
猛者たちは年に一度、甲州の山々に集結し、其々の流派の優劣を決める。
風を読み雲を読み雨を読み一時の陣を張る。それは戦国の山城に似て一人の戦である。
物量の作に溺れる者、理を軽んじ地の利に溺れる者、、見込む感者と援軍に節操は無し、いつでも敵に寝返る伏魔のマルチ兵w。
古風な比喩だが、まー、こんな感じなんすわ!
山梨コンテストって、たぶん独特なんですよねー。。自転車競技だったらユーロの山岳シリーズ。。参戦前はしょぼーーいロカコンかと思ってたら、技術、知恵、体力、根性の総合力が試される。山の武将、信玄が無敵を誇った場所、山岳兵法の聖地、その心臓部でこの大会を開催するのは大変意義のあることだ。
以下、あれこれ。
山梨は、電波ロケどこが良いのか完全無知。。歴代の強者たちがネットに書いたわずかな情報をたよりに、googlemapをいじりまくり運用地を探した。。最初は、県内富士山五合目行けばいーだろーと思ってたのだが、調べてみるとスバルラインの高い場所は、実は山梨県内や東京方面のロケが良くない。。みなさん、1500m~2000m前後のあちこちの峠の雲の上で運用するらしい。
で、おいら、車から簡単に出れる無難な場所をサーチ、山中湖村三国峠、雲の下、標高1100mを選んだ。自宅から最短山梨なので。。基本的に山中湖村以外に見通しがない。周りは山々に囲まれる盆地の高地だ。
↓三国峠から山中湖。晴れてれば正面は富士山ドッカーン。
↓昨年整備された三国峠駐車場。アンテナは8mアップ。
開始前になると、県内各山に散った入賞常連のベテラン勢がウォームアップ電波を出し始める。聞いてると、個々切り札にしてる内緒の場所がいっぱいあることが分かった。
まるで関ケ原の合戦!!県内の主要な山に、強者大名たちが陣取りにらみ合い!!他のコンテストには無いタダならぬ空気を悟ったのである。
やっと気づいた、このコンテストは他のコンテストに増して陣取りで勝負が決まる。。山だらけの山梨県。複雑に入り組んだ山々の電波パスはマップでは計算できない。当地での運用体験がものを言う。
情報ゼロ、丸腰のおいら、、どーすんべーーともがいた結果、正当法、電波窓を探し、そこを集中的に攻めるしかねーわ!と割り切った。。1200MHzと430MHzの関東中のリピータを攻めまくり(下にデータを載せときます)、リアル方位と富士山反射の信号強度比較表を即席で作成、パスの悪い方角を捨てビーム効率で臨むことにした。
本番スタート、密な430MHzから入った。反応が悪い。空振りが多くレート上がらない。。強者ベテラン勢・山の神たちの運用を聞くと途切れなく続いている。。こっちは標高的にもドンケツのようだ。超見晴らし頂上ポイントへ担ぎ上げしてる神局もいる。。こりゃやべー、歯が立たん。。陣取りだな、、やっぱ陣取りで勝負ありだ。
まー、やることはやるべーと、10分おきにビームぶんぶん振り回した。すると、スイートスポットが現れた。
丹沢方面、やや南に窓を発見。神奈川県南エリアが大変調子良い。丹沢直球も高山に遮蔽されるはずが、ブラインドの埼玉・群馬・栃木・茨城がガンガンくる。福島も来る。局数稼ぎはこのちっこい窓に決め、山梨県内マルチとボーナスポイントは逆ビームになる富士山の波落としに任せた。
大票田のはずの430MHzが調子悪い、明らかに山による不感ゾーン。期待した富士山反射や散乱はほぼ役立たず。代わりに144MHzCWが景気いい。途切れない。回折か反射か、遠距離が多い。ここで伸ばせるだけ伸ばした。1200MHzは参加局少なく渋い。
結果、
途中、登山客の割り込みもあったが、なんとか走り切り、、昨年のトップスコアを超えることができた。戦術が功を奏したようだ。だが、だが、、どー考えても期待できない、おいらのロケは雲下の2級ポイント。今回もっと良ロケの雲上にあんだけ多くの山の神がいた、おいらが勝てるわけないのだ。。でも、でも、おらにはスペシャルオプションがある、ニューカマー枠だああw、どうすんべ。
次回参加するとしたら、今回で処方がわかった。。
とにかく標高高く、県内大票田(甲府など)の近くに陣取る。。標高高くても、ポイント3倍の県内票田がマスクされる山はダメ。。車移動は限界ある。今回、高山へ担ぎ上げ局も複数おられたので、真似しよっかなあ。。シェルパ雇って。
12時、ノーサイド後、近所で運用されていた地元局の凸があり。。立派なキャブコンキャンカーに様々な電波兵器で固めていた。おいらもキャンカー遊び大好きなので1時間半歓談。県内移動地、秘密の場所もいろいろ教えて頂いた。。この駐車場、オリンピックロードバイク用に昨年整備されたようで、大変綺麗、10時には登山客であふれた。いつもの如く、多くの方に声かけられる。早朝は、登山道管理な方がいらっしゃって注意かと思ったら登山地図を広げ一緒に戦略を練ってくれた。アウェイの不安の中、これで元気が出た。TNXおっちゃん。
CUヤマコン
付録:リピータ信号データ
430MHz |
GP |
Yagi 富士山 |
Yagi 秦野 |
Rmks |
1200MHz |
GP |
Loop 富士山 |
Loop 秦野 |
Rmks |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
439.14 | 1 | 1 | 0 | 箱根町 | 1291.38 | 1 | 0 | 2 | 愛川町 |
439.62 | 5 | 3 | 4 | 横浜市 | 1291.50 | 1-7 | 0 | 1 | 八王子 |
439.66 | 1 | 0 | 1 | 八王子 | 1291.90 | 4-7 | 2 | 8 | 横浜市 |
439.70 | 2 | 0 | 1 | 大田区 | 1292.06 | 4 | 1 | 4 | 長柄町 |
439.72 | 6 | 6 | 9 | 横浜市 | 1292.32 | 6 | 0 | 8 | 木更津 |
439.86 | 3 | 1 | 4 | 小金井 | 1292.60 | 2 | 1 | 5 | 横浜市 |
439.90 | 7 | 5 | 6 | 富津市 | 1292.90 | 9 | 8 | 10 | 横浜市 |
439.94 | 10 | 8 | 10 | 横浜市 | |||||
計 | 35 | 24 | 35 | 計 | 27-36 | 12 | 38 |
※JARLのリピータ局リストにある関東全てのリピータ周波数をチェックし、R5以上で受信できるSを記録しました。(R41以下の局も多数あったが対象外とした。S10はS9+3db)
※方位は、秦野(横浜方面)=90度(リピータ正方位)、富士山=250度(リピータ逆方位)。両者はほぼアンテナビームのフトント/バックの位置関係。
このデータで分かったのは、、
- 430も1200も富士山ビームがリアル方位ビーム強度に勝ることはない。
- 144はGP運用でほぼ事足りるが、横浜市~小金井市方角はビーム(yagi)を使うのが良い。
- 1200はGPは不安定、ビーム(Loop)を使うのが良い。
富士山反射による広域への波落としを期待してたのですが、スッキリあきらめることができました。。また、GP(X6000)が意外と役に立つことも分かりました。勿論、yagiもLoopもF/B比特性から本当に富士山反射信号を拾っているかはこのテストでは判明しません。今回の運用条件では富士山反射に拘る必要がないということが重要でした。1200でGPのSが変動するのは垂直面ビーム幅が極めて狭くなるためです。(群馬コンテスト時の実験で分かります)。あと、特徴的だったのは、GPは、あちこちの山のマルチパスを拾い遅延波による位相歪みが頻発、微弱局を取るのに苦労しました。
ミリミリと細かい作業やっちゃってますが、オイラ流~弱者の戦法なのです。
絵が少ないので、、ちょっとカテ外をペタペタ。
↓うちの近所のバー、幼児・幼女が主役なのね、
↓改造後の勇姿が届きましたw。元はこっち、
世界はキミの思うがままに存在する、鎧を外せばこの世はパラダイスw