Team Marjiesの活動記録

~野鳥ときどき昆虫、たまにディズニー~

キマダラルリツバメ 2015

2015-06-19 | 昆虫ーチョウ
蝶に関して全くの素人なのに、キマダラルリツバメ をどうしても見たい!と思ったのが三年前でした。
しかしその年は思い立ったのが時期的に遅かったので見ることは叶わず。。。

そして次の年 2013年、念願叶ってキマルリを見ることが出来ました。

……… が

今思えば、この出会いはまさに 『 ビギナーズラック 』 で、奇跡的なことだったのです。
翌年 2014年は3回探しに行ったけどダメでした。。。

そして2015年。ネットで情報収集すると、今年はどうやら例年より発生が早いとのこと。
気合を入れて6月1日からキマルリ探索開始。
16日までに、京都でメジャーだと言われるキマルリ生息場所を5ヶ所 探しました。
結果、小雨が降ったりやんだりの天気の日に、2年ぶりのキマダラルリツバメを発見
2015. 6. 16

雨の止み間に、桜の木の上の方からふわっと下りてきたのを見逃さなかったカメラ担当。
さすが 老眼予備軍 遠くのものはよく見える(笑)
ただ、キマルリがとまったところは近寄るのが難しい場所だったので、こんなカットしか撮れませんでした。。。
鳥仕様の 300mm×1.4 = 420mm で撮ったものをトリミングしています

蝶を専門にやっている方々なら、夕方の 「 テリ張り 」 の時間を狙うのが普通なんだと思います。
あいにく私たちは夕方までは居られないので、もっぱら昼間に吸蜜する個体を探していたのですが…

今年探しに行った場所ほとんどが、見事にきれ~いに草刈りされていて、吸蜜するヒメジョオンの花が… ナイ
ある場所では、キマルリの発生条件である桜の古木が10本ほど伐採されて若い桜に植え替えられていたり
桜の樹皮が不自然に剥がれていたり ( もしやサナギの段階で採集? )

そして一番衝撃的だったのが、とある場所の桜の古木の下に座って居眠りしていたオジサン。
オジサンの傍らには長い柄のネットと、プラスチックの飼育ケース。
その透明の飼育ケースの中にはーーー キマダラルリツバメが2頭 入っていました…

人様の趣味・趣向をとやかく言うつもりはありません。
京都はキマルリの採集を禁止しているわけではないので…
そして川縁の桜の古木を伐採するのは安全を考えてのことだし、雑草を刈るのも昨年のデング熱騒動などを考えると適切な処置です。
でも… 京都でキマダラルリツバメを見られなくなる日も そう遠くないな~と思った 2015年のキマルリ探索でした。

長々と駄文を連ねてしまいました。 お口直しに 2013年撮影のキマルリを再掲載します。
2013. 6. 17





改めて見ると、翅の擦れや傷みのないピカピカのキマルリ ビギナーズラック以外の何ものでもない…