まりんの和わーるど

日々の暮らしのなんでもないことを綴ってます。家事や育児について、あとは映画・本などの感想を書いてます。

容疑者Xの献身

2006-03-07 16:23:51 | 映画・本の感想
東野圭吾著。
直木賞受賞。
「このミステリーがすごい」第1位、などなど。

帯には結構な宣伝文句が書いてある。
「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」というキャッチコピー。

トリック自体は面白かった。
最後になって事件の真相が分かった時は「なるほどなー」って感じ。
だけど。
命がけの純愛っていうのがよくわからない。
それは純愛?
なんで、そこまで出来ちゃったのか。
本人にしかわからない心の動きなんかもしれんけど、動機がイマイチ弱いと思う。
これで直木賞?
うーーん。

駄作ではないけど、みんなが絶賛するほどすごいとは思わんかった。

だけど、何年か前に読んだ「このミステリーがすごい!」第1位の「生首に聞いてみろ」よりはずっと面白かった。
あの本は駄作、駄文。
買って損した、読んで損したと思った本やったわ・・・。

今回の「容疑者Xの献身」はそれなりに楽しめた。
事件の真相はなかなか、読み応えがあると思う。


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