プスケスマスで幸福感に包まれた②

2019年10月03日 | バリで受けた医療とその感想
なんでそんな幸福感に包まれたのか
忘れないうちに説明しちゃいますと

平和をしみじみと感じたからです
この日はみんなバリの正装でした。

私の話しを聞いてくれたのは
胸をビスチェでグイッと上げ
赤に金の糸の入ったレースのクバヤを着た
20代前半の美しくかわいい女医さんです。
おそらく、うちの娘と変わらない年頃です。

女医さんの指示で私の足の甲の傷を洗浄
薬を塗って、ガーゼを貼ってくれたのは
これまたステキな二十歳前後の男性です。

おそらく医療関係の学校の学生さんです
この男性も、バリの伝統的な正装でした。

”イブ、痛かったら言ってくださいね”
と、途中2回ほど声をかけてくれました

歩けないほどに痛く腫れあがってしまっていて
洗浄してもらっている間はもちろん痛いですよ

でもね、このちょっと痛いはずの洗浄中に
何とも言えない幸福感に包まれていました。

彼はおそらく、私の息子と変わらない年頃です
その彼が、とちゅうに何度か鼻歌を歌いながら
私の傷を丁寧に優しく扱ってくれているのです。

この女医さんと、看護師の男子学生さんに

”ばい菌が入るから濡らさないでね~”
”火曜日にまたチェックしに来てね~”

例えそれが彼らの今日の仕事で
当たり前の事であってもですよ
私はしばらく幸せな気分でした。

写真はもちろん撮りませんでしたが
華やかなバリの正装でばっちり決めた女医さん 
バリの正装でハンサム度があがった看護師さん
に会える医療機関なんて
素っ晴らしいでしょ~?!


プスケスマスの屋根の上に見えた国旗






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