月下の道標
光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景





(iPhone)
11月12月と週末は奈良で古寺巡りをしていました。
小学校の修学旅行で訪れた法隆寺や東大寺などの仏教建造物の崇高な美しさに、それまで自分が抱いていた寺のイメージが覆り(竹藪の中に墓、境内は遊び場とか)
寺の何たるかをよく知らないのに感嘆したことは今でも鮮明に覚えています。
仏教はさっぱりわからないので、まずは日本仏教のルーツ、奈良仏教系三宗のひとつ法隆寺と聖徳太子や山背大兄王ゆかりの法起寺や法輪寺を巡りました。
斑鳩の地を実際に歩き見ることは、漠然とした歴史の事柄が点と線で繋がり、古寺巡りをいっそう楽しいものにしました。
今回法隆寺で初めてご尊容を拝見した細身ですらりとした百済観音像の美しさにうっとり。心奪われました。


(iPhone)

日没間際の金堂と五重塔も美しかったです。月夜に照らされるとまた格別でしょう。
法隆寺の御朱印帳は寺名の無い無地の表紙です。紙質は厚めで墨の裏移りがなく表裏両面使えるので気に入っています。
表紙をめくると憲法十七条の一文が記されています。
今回は「上御堂」で11月の3日間のみ公開されるという秘仏「釈迦如来」の御朱印をいただきました。
何度も岐阜から通った甲斐がありました。
法隆寺の御朱印はたくさんの種類があって、御朱印一覧表?をちらっと見せてくださったのですが、ネットで出回っている以上の種類でした。
ちなみに法隆寺はいちどに何体もの御朱印はいただけません。基本1回一体のみです。


















コメント ( 0 )


« 銀杏 記事一覧画像一覧フォロワー一覧フォトチャンネル一覧 2021年 »