月下の道標
光と闇が映し出す心象的夜の風景と日常的自然風景





琵琶湖

CANON EOS5D Mark2
CANON EF16-35mm F2.8LⅡUSM





涸沢カールへ行ってきました

今回はのんびりとした行程で行ってきました
そして山では
一人でのはじめてのテント泊

登山をはじめて
一つ目の目標だった場所


いつかは・・・

徳澤 横尾とすこしずつ距離をのばし

ようやく挑戦です

そんなに難しいルートではないのですが
「荷物を持って歩けるかどうか」が問題でした


今回の装備は30kgを超えていました

標準装備より
どうしても重くなるのは
カメラと三脚の分・・・
三脚は手持ちでは一番小さいのを選択しましたが

軽量化をあれこれ考えましたが
削りようがありませんでした


三連休初日は雨が降っていて
いつも多くの人で賑わっている上高地は
連休とは思えないぐらい静かでした

登山届を記入しながら
隣の人の行き先を見ると
ジャンダルムと書いていました
難所だ

私の行く場所なんて
この人から見れば
登山とは言わないのだろう

登山届を書きながら
まだまだちっぽけな自分を思う


雨の中を横尾まで10kmほどの距離を歩きます
横尾は北アルプスの玄関
3000m級の山々を目指していく人が
雨の中テントを張っています

いつもより重いザックと悪天候

一日目は横尾で泊まることにしました

雨は夜になると土砂降りで
テントも風や雨でバタバタ音を立てる
どこからか雨が入ってきているのか
中に敷いてあった銀マットの下は濡れていた
テント上部と換気口 テント四隅の縫い目から雨がしみていた
シームコートの処理が甘かった

こんな悪天候のときは
一人だと心細くなります
周りにたくさんのテントがあり
人もいる

それでも何かあったら
一人でなんとかしなければいけない

皆 自分一人で精一杯
手を貸す余裕なんてない

山は孤独なのだと知る
人の声が聞きたくなる

主人やマリーさん
身内の顔が次々浮んでくる

風雨が強まっていき
テントを打つ大きな雨音を聞きながら
不安げな気持ちで食事をする

ガス缶から出る温かい火は
緊張した気持ちをやわらげてくれる

熱いミルクでようやく眠ることができました














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