まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

個人商店

2004年08月02日 22時59分00秒 | 日々雑感
伝票の記入には間違いがつきものだ。

本当は間違わないようにするのが一番だが、

そうは言っても人間のすることゆえ完璧はあり得ない。

伝票の種類も多く、書き方も微妙に違うのでぼーっとしていると書き損じてしまう。

よくあるのが、原価の単価と原価総額を一緒にしてしまうとか

原価と売価を一緒にしてしまうとか、反対の欄に書いてしまうとかなのだが

先日わたしは、とても困った失敗をした。

返品伝票の取引先コードを間違えてしまったのだ。

つまり、伝票の宛名はA社なのにコードはB社のものを書いてしまったのだ。

伝票はコンピューター処理されるのでコードが優先される。

つまりわたしはA社に対して返品したかったのにB社に返品してしまったことになる。

しかもそれは品物を送り返さない伝票上のやり取りだったので余計にややこしい。

双方の会社に電話を入れ、A社には前に送った伝票は無効にしてくれと連絡し

新しい伝票を起こし、B社には覚えのない返品が起きてしまうことを告げ

こちらで仕入れ伝票を起こして±ゼロにする旨を告げた。

まったく。

自分に呆れていたら上には上がいるものである。

事務処理をしている人が清水さんに

「こういう伝票書いちゃ駄目だよ」と笑いながら見せているのをのぞきこむと

うちの店からよその店へ商品を送る伝票だったのだが

本来は「XX店→Y店」と書かれるべきところが

「XX店→清水店」となっている。

「ここに自分の名前書いた人は初めてだよ」

事務処理の人が言ったので居合わせたみんなで笑った。

しかし店コードは合っているのできちんと処理されている。

コンピューターの・・・ばか。
コメント
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