皆さんこんにちは。
季節の本から、今日4月9日の季節の言葉を紹介します。
今日の言葉は『面影草(おもかげくさ)』です。
やまぶきの古名で、春になると鮮やかな黄色い花を咲かせます。
室町時代の歌学書「蔵玉和歌集(ぞうぎょくわかしゅう)」の「故郷の面影草の
夕ばへやとめし鏡の名残ならまし。昔、男女あかずして分かれ侍りける時、鏡に
面影を互にうつして、此鏡を埋み畢んぬ。其所より山吹生ひ出でけると云々、巨細、忘衣の
物語にあり」に由来と紹介されていました。
また、蔵玉和歌集は草木・鳥獣・月の異名などを詠んだ歌を収集したものと紹介されていました。
花にも別名や色んな呼び名があり、花の咲く環境や、歌集から由来されているんだなと
改めて感じました。これから少しずつ暖かくなり花々が咲き始める春の季節のなりますので、
ただ見るだけでなく、花の名の由来なども合わせて楽しんでいけたらなと感じました。
今日はあいにくの天気ですが、
ちょうどマリエントでも先日花壇にマリーゴールドとパンジーを植えたばかりなので
大事に育てていきたいと思います。
by グリーン