こんにちは。グリーンです。
6月3日(日)に、おいらせ町在住の林 義徳様より、動く海藻のような謎の生き物を寄贈頂きました。
マリエントスタッフも初めて見る生物で、詳細について調べていただくため、業務提携を結びマリエントに隣接する国立研究開発法人 水産研究・教育機構 東北区水産研究所 八戸庁舎へ相談をし、調べていただいた結果、「テヅルモヅル」というクモヒトデの仲間であることが分かりました。ただし、細かな種類の断定は、解剖してみないと判断できないことです。食性を調べて見ると、触手は普段くるくると丸めているが、獲物(プランクトンなど)が寄ってくると無数の触手でからめとって、盤(中心にある本体)にある口へと運ぶ、また、デトリタス(生物遺体や微生物の遺体)を食べる食性を持そうです。
本体?から分裂した小さい塊もよく見てみると無数にも枝分かれした
触手がうごめいています。何とも言えない奇妙な生き物です。
なんとも珍妙な形で まだ研究が進んでいない謎の深海生物“テヅルモヅル”ですが、8月から開催する企画展「奇怪 あなたの知らない世界~奇妙な生き物たち~深海生物・危険生物」において主役になること間違いありません。
是非多くの皆様に鑑賞して頂きたいと思います。
また、マリエントは現在館内の飾り付けを模様替えしています。
少し早めの七夕用の笹を設置。短冊に願い事を書いて飾れますよ🎋
3階入り口には、現在開催中の「水の中のグルマン おいしんぼ くいしんぼ 魚編」の
企画に合わせて大きな口を開けたサメが皆様をお出迎え致します。
笹飾りにも企画展に合わせてフルーツを下げています。
是非、テヅルモヅルや企画展を見にマリエントへお越しくださいませ。
by グリーン