天上から地上へ 海底から地上へ

※前回の日記「マーメイド」の続きです


ここで、話は私個人の事に飛ぶが
サイキックマッサージのトレーニングの中、昨年8月くらいだったか
2人ペアになり、互いの女性性・男性性を読む練習をしたときのこと。



私の男性性は30代くらいの、ごく普通の　地に足がついた男性だが
とても好きな女性がいるのに　どうしても手が届かずにいる
それでヤケになり、　酒場で飲んだくれてクダをまいている



女性性は人間と思えないほど美しく
もっというと人間ですらなく　天上をフワリと漂いながら　
下（地球）で起きてることに　興味はありませんのよー　と
天使やカミサマと繋がって遊ぶことの方を好む



そんなリーディングを、その日に組んだ2人の相手が
表現の違いはあれ、同じニュアンスで伝えてくれたのだ
自己の中では　仲良くするどころか出会うこともできない男性と女性
それはそのまま3次元の現実としてあらわれていた
一つになったならどれだけ大きなパワーを生み出すかもわからないのに
今はバラバラの2人



しかし、ちょうど取り組み始めていたそのマッサージやあらゆるダンス、
描くこと、また木版画の制作という　
より肉体を使った「楽しい」作業が
私に　この地上で生きる意味や喜びを教えてくれたらしい。
師走にちかいトレーニング終了直前での
男性性女性性のセルフリーディングでは、
男性性はドイツの音楽家、そして女性性は
英国のとあるアパートの最上階に暮らす
若い「人間の」女性の姿をとって現れたのだ。
そのころから徐々に、私自身本当に多くの人から
「キレイになったね♪」と言われる機会が増え、
老若、既婚未婚を問わず男性達と場を同じくする機会も激増した。





そんな、私自身の体験した錬金術が
今度の女性のリーディングとつながった



私は　天上から地上へ降り立ち
彼女は　海底から地上へ上がる
　


その「足」でしかと大地を踏みしめる準備が出来た時に
人間でないものから　人間へと変容する。
人魚に既に備わっている上半身を使って
彼女なりの生きる喜びを知ることによって・・・・
その準備はもう始まっている。




人魚が見えたなーと思った時、私は
これは既成概念の罠の一つなのだが
「人魚」を「人魚姫」と自動的に結びつけてしまっていた。
しかし、これを「思い込み」として、一番初めの情報にフォーカスするならば
アンデルセンの「人魚姫」のお話と完全に直結するのはどうかと思った。
ヒントはいただければ充分だわ・・・


・・・・と、思っていたのですが！
そうそう、一応「人魚姫」について確認したくて検索していたのですが
こんな本見つけました。

	あなたの知らないアンデルセン「人魚姫」
	ハンス・クリスチャン アンデルセン
	評論社

「愛する人のためにすべてを投げうつ…
　その一途な娘心がやがて真実の愛に気づくまでを描く
　崇高な美しさに満ちた物語。
“童話の王さま”アンデルセンの愛とエロスの結晶」


『愛とエロスの結晶』ですってーーーー！
考えたこともなかったですね。
うーんやっぱり、彼女の中にあった「人魚」は
「人魚姫」でもあったんだろうか・・・
まあおうおうにして、童話には思いがけない含みがあったりするので
私も読んでみたくなりました。
多分、彼女を通してこんなビジョンをみせられたということは
私にも関係があるのでしょうから。



そういえば、この女性は魚座のお生まれでしたっけ☆
いやーなんかこうしてみると
テーマは「人魚から人間になる」ことではなくて
もしかしたらこの方の「愛とエロス」だったのかも！？