暮れから正月にかけて読んだ本です。
『アトランティスのこころ』(スティーヴン・キング)
最初の中編に登場する3人の主要人物のその後が、4っの短編へと繫がって行く。
初めの作品では、少年期(前思春期)の瑞々しく揺れ動く心情が描かれ、
その後の短編では成長した主人公のそれぞれが描かれる。
何となく同じ作者の『スタンド・バイ・ミー』に似ているように思う。
はるか遠く過ぎ去った日を思って、ちょっと切なくなるような話です。
少年の心情というか心理の描き方は、やはりすごいですね。
ーーーーーーーー
ということで、次もスティーヴン・キング
手配中のナチの残党を見つけた少年は、大人を手玉に取って優位なつもりだったが、
いつの間にか・・
怖い少年が、知らず知らずに怖い運命に
この作品は、ホラー要素が勝っていて☆二つ
あまり好きじゃない。
ーーーーーーー
同じ怖い話でも
幼い子供の頃の思い込みが、大人たちの運命を狂わせる。
老境に入った今もそれを引きずって生きる主人公の語り。
・・自分では気づかず周囲にとんでもない波紋を広げて生きてる人の方が、
多いのかも知れませんね。
この方が怖い・・
ーーーーーーーーー
確実に怖いのは、こんな状況でしょう。
極寒の北極海で2年間を生き抜いた男たちの実話。
そもそもが北東航路横断の栄誉を得ようと出港したロシア船の遭難の話です。
壮絶なサバイバル体験は、寒波襲来の今の季節に読むのも一興
作中、著者である航海士が他の仲間たちのことを、何度も「無能」呼ばわりする。
まあ今なら出版前に削除か表現の変更を余儀なくされるでしょうね。
ーーーーーーーーーーー
と言うことで、怖い話が続いてしまいました。
まあコロナの方が怖いと言われれば、その通りですが・・
来週から放送大学の単位認定試験が始まります。
また堅い本(教科書)に戻ります。
読んでいないのでなんとも申し上げられませんが、
この間の読書傾向と言いますが、私はテレビ(アマゾン)の映画携行という違いはありますが、似ています。
トラブルシューティングで常に生きてきた気がします。
いつも平和で美味しいものいっぱい写真をUPする人にはハテナって感じてしまいます。
ま、そういう人もいていいんですが。
コロナで死にたくわないなあ。
お化けよりコロナが怖いです。
今年も元気でいきましょう!
あまりおどろおどろしいのは好きではないんですが、ちょっと現実離れしてるとか、SFがかっているのは好きですね。コロナの現実を意に介さない瞬間を貰えます。嫌なことは意識しなければ無いと同じ・・ことにしてます。今年も元気にお過ごしください。