マレさんの休日2

北国のアウトドアー&インドアー

SAC到着時の評価に

2022年02月22日 | 読書

ほとんどハズレが無いのが浅田次郎さん

若くして過労死した椿山課長が、期間限定(7日間)で現生に蘇る。

もともとは朝日新聞の連載だったそうで、テンポもよく数日かけて読むには区切りもつけやすい。

先ず元課長はSAC「スピリッツ・アライバル・センター」へ到着する。

次にいろいろあってRMR「リライフ・メイキング・ルーム」(特別逆送措置)を経て現生へ。

まあ横文字、それもいわくありげに頭文字だけ並べると、何やら有難くなりますね。

小説家は「稀代の大ウソつき」と作者本人がどこかで言っていましたが、

本領発揮の小説で、どこまでも縦横に大風呂敷は広がってゆきます。

しかし東さんの様に饒舌にならないところがやはりすごい!

ホロリとしたり、うんうんと頷いたりしながら読めました。

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次はこれ

何年も前から読んでみたいと思いながら、やっと読む機会を得ました。

設定はあり得ない「塩化する世界」ですが、その舞台を借りていろんな人間模様を描いています。

ただ「終わったかな?」と思うとまた始まる。「Fin」が出てくること何と5回

これは「大風呂敷」ではなく「パッチワークキルト」の様なものでしょうか?

初々しさの残るデビュー作ですが、楽しめました。

ところで ここだけの話ですが、有川浩って女性だということを初めて知りました。

ずっと男性だとばかり思ってました。

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「世界中で最も多くの読者をもつ自己啓発書作家」

と言われたベストセラー作家オグ・マンディーノの作品

『この世で一番の奇跡』の続編で心の洗濯に最適

僅かでも「一番の贈り物」ができる、

ラグピッカー擬き程度にでもなれたらいいと思いながら読みました。

SAC到着時の評価とは関係ないとは思いますが・・。


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