マレさんの休日2

北国のアウトドアー&インドアー

涙腺崩壊『石を積む人』

2023年05月25日 | 読書

『石を積む人』(エドワード・ムーニー)

亡くなった妻との約束を果たすために、

来る日も来る日も石塀の石を積む老人の話です。

いろんな場所から石を積む老人(夫)に当てた、亡妻の手紙が次々と見つかる。

長年連れ添った妻には、夫の行動や思考が読まれていますね。

これがいちいち感動的

絡んでくる若者の行動や変化も感動的

が、最後に積もうと思っていた石がどうしても見つからない!

そして何年もたってから「最後の石」が・・・の手で積まれる。

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読了寸前、自分はこんなにも涙もろかったのかなあ?と思う。

ネタバレは無粋なので、感想はここまで

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ところで半世紀以上も夫婦をやっていると、先を読まれるのは勿論ですが、

多くを語らなくても、いや言葉に出さなくても思いは伝わる。

例えば、うちの相方が「顎をクイッ!」としゃくるだけで、

「テレビが見えないので、早くどいてください!」

と言っていることが分かる。

ベテラン夫婦のなせる業

・・・ゥン、クイッ! 

はいはい

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あと2冊紹介したかったのですが後日に。

ああ忙しい


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