『石を積む人』(エドワード・ムーニー)
亡くなった妻との約束を果たすために、
来る日も来る日も石塀の石を積む老人の話です。
いろんな場所から石を積む老人(夫)に当てた、亡妻の手紙が次々と見つかる。
長年連れ添った妻には、夫の行動や思考が読まれていますね。
これがいちいち感動的
絡んでくる若者の行動や変化も感動的
が、最後に積もうと思っていた石がどうしても見つからない!
そして何年もたってから「最後の石」が・・・の手で積まれる。
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読了寸前、自分はこんなにも涙もろかったのかなあ?と思う。
ネタバレは無粋なので、感想はここまで
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ところで半世紀以上も夫婦をやっていると、先を読まれるのは勿論ですが、
多くを語らなくても、いや言葉に出さなくても思いは伝わる。
例えば、うちの相方が「顎をクイッ!」としゃくるだけで、
「テレビが見えないので、早くどいてください!」
と言っていることが分かる。
ベテラン夫婦のなせる業
・・・ゥン、クイッ!
はいはい
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あと2冊紹介したかったのですが後日に。
ああ忙しい
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