昨年5月14日の記録に、「シドケ(モミジガサ)そろそろ終わりか?」とあり。
大変だ!うっかりしていた。季節に追い越されそう!
と言うわけで、山麓へ山菜取りに行ってきました。
シドケ(モミジガサ)やボウナは、丁度の頃合い。
アズキナも もう少しいけそう。
タラの芽は、木そのものを冬の間に鹿がほとんど食い枯らしてしまった。
食料高騰の中で山へ入る身には、冬山で食料不足をしのぐ鹿たちを責められない。
共存、共存
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『山菜取りでもらう物』(真礼 山)
〇アスファルトの上では杖をつくのだが、山の斜面は、四つ足で這い登る元気
〇目は皿になるのだが、視力と良好な視界維持のための程よい刺激
〇体内換気、酸素濃度調節・回復のための山気
〇得した気分と達成感と次への意欲
〇そして、熟眠
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いますよね。
山へ入ると急に元気になる人、要介護の等級が下がりそうな人
空気は美味いし、落ち葉の地面は足腰に優しいし、
手で草木をつかんで登っても、誰に遠慮もいらない。
年取ったら天国に近いと思いませんか?
(写真借りてます)
もしかすると、70歳になったお年寄りを、「楢山様」へ連れて行ったのは、
捨てに行ったのではなく、元気回復のための親孝行だったのかもしれない。
※<参考>『姥(うば)捨て山繁盛記』(太田俊明)