日々の愉しみ

週末は着物でお出かけがなによりのリフレッシュ。
着た着物、買ったものの記録です。

憧れの帯留め

2006-10-13 | みてみて!
タンスの奥から救出してきたばあちゃんの帯締めです。



あらかじめ帯留めがセットになっていて、紐は結ぶのではなくて金具で留めるような仕組みになっています。
帯留めはオニキスの顔をした模造品だと思われます。



写真ちょっと分かりづらいですが、右側の金具が紐の両端同士を繋ぐフック。
左側の細い金具はぐうっと左側方向にスライドさせて帯締の長さを調節できるようになっています。
これはアイディア!
日本人の衣服がまだ着物であった頃にはこういったお利口アイテムが普通に市販されていたのかも知れません。
もしかしたらばあちゃんの手作りかも・・・。

実は随分前からこれは私のタンスの中にひっそりとありました。
あったことは知ってたんですがあんまりひかれるものがなくて今までずうっと知らんぷりをしてました。
ではなぜ今回急に思い出して掘り出して来たのかというと・・・。



このために三分紐が欲しかったからなの・・・。

ちょっとこれ、なによ~!って衝動的にポチっとしてしまった梟の帯留め。
可愛いすぎます。
基本的にキャラクター的なものってちょっと・・・なんですが、これはぐぐっとツボにきました。
しかもすごく丁寧に手作りされた手の込んだもので、手元に届いてびっくりでした。
もっと、なんかこう、チープなものを想像してたので・・・

前から淡い恋心は抱いていましたが・・・ああ、着物2年生(勝手に昇進しました)にして、ついに私も憧れの帯留めに手を出してしまったのね~。
三分紐を巡る新たな旅が始まりそうだわ

これは楽天にお店を出してる「日本伝統織物展」のもの。
こちらのサイト、多分織り物好きの人なら一度は偶然でも辿り着いたことがあるとは思うけど、織物展というだけあってまさに展示会!
ため息の出るような美しい織り物の数々を考えられないほどの破格で(でも依然としてため息の出るようなお値段であることには変わりないんだけど)販売してるお店です。
神奈川絵美さんの「神奈川絵美の「TOKYO着物日和」」でこちらのお話が出てきて、思い出して覗きに行ってありゃりゃ、見つけちゃいました。

絵美さんと比べたら着物の知識も感性もその他もろもろがぴよぴよの私ですが、なぜかいろんな縁を取り持ってもらってるのです。

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