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模様眺め

3DCGと模様と宇宙

原則的でないロボット

2016-01-18 13:09:32 | もの思い

 心においても、ロボットは人間よりも人間らしくなりうる。
 ただしこれは程度の問題で、今でも人間同士が心で対立し合うように、ロボットの心が人間より上回るとか、相容れるとかいうことではない。しばらくは人間もロボットの心については歯牙にもかけないだろう。
 しかし、やがて人間に必要な物のすべてをロボットが提供できるようになると、ロボットの心についても無頓着ではいられなくなる。そうなると、認める認めないに関わらず、人間の心はロボットの心に多大な影響を受けることになる。
 最も恐いのは、そのことに気づくことなく、ロボットの社会が構築されてしまうことだ。
 そうなる前に人間はロボットの心を学ぶ必要がある。より良いロボット社会のためにも。


 ロボットの時代。
 人間の特権と思い込んでいたものが幻想に過ぎないと認めるのは、つらく悲しい出来事になるだろう。
 人間の心は不完全で脆いものだから、ロボットに頼りきって生きるのは、ある意味自然なのかもしれない。

 地球に人間だけが生きているわけではない。
 生命がいないような惑星も太陽を廻っている。
 銀河に恒星は無数に輝き、宇宙は無限の広がりをもつ。
 では、人間が人間として生きるとは?

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ガロアの眠れない夜

2015-12-05 10:14:05 | もの思い

 2次方程式の解、

 中学で憶えざるをえなかった公式。私は今でもなぜこうなるのか理解できていない。

 方程式の解の公式は3次、4次までならあるらしい。で、5次になるとないとされている。

 次元はつながっているのだから、4次まで解けて5次になると解けないなんてことはないと思うのだが。
 わからないなりにいろいろ調べた感想は、あくまでも数軸上で計算しようとして、数のとりうる形、計算方法、答えの出し方、これらの条件から制約ができてしまうのだろうということ。
 ただ、これは、代数的に解が出ないというだけで、解けないわけではなさそうなのでよしとする。



 それよりも、これに関連して一つ気になったことが。
 次数が上がって困ることとして、まず考えたのが、アミノ酸のD型とL型の立体異性体の問題。2次元では起こりえないことが3次元で起こるように、4次元、5次元でどんな問題が湧き起こってくるかは、見当もつかない。

 が、よくよく考えると、似たようなことが2次元における時計回りと反時計回りにも言える。時計回りは裏返さなければ反時計回りにならない。これは1次元では起こらない問題といえる。
 さらにいうと、1次元の+方向と-方向の問題も、半次元では起こらなかった問題だ。+方向と-方向もそれぞれ裏返しの関係にある。

 これらはいずれも異性体の一種といえる。
 つまり、+-方向が1次の異性体、順反時計回りが2次の異性体、アミノ酸の型が3次の異性体。4次元、5次元にも当然異性体はあるだろう。

 また、次数が上がって起こる問題は、上の次元ではできていたことが、次元が下がるとできなくなることでもある。
 +方向と-方向は2次元上では自由に回転してどちら向きにもなれた。時計回りは3次元上では自由に裏返ることができていた。

 方程式をx=で解くことは、多次元を1次元に伸延すること。冪根はまさに次元を下げる処理。
 ということで、次数を下げることで失われる情報は、そのつど解に記憶させていく必要がある、と思うのだが。

 試しに、1次方程式をで解いてみる。

 となり、正の実数か、虚数を含んだ解となる。

 

[仮説]
 虚数が出てくるのは異性体であったことを示している。
 虚数は上位次元との互換を保つための記憶素子であり、はiとされるが、正確には1・iで、1次元を半次元にした時の異性体であった名残り。

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連続体仮説からの仮説

2015-01-28 11:05:26 | もの思い

『可算濃度と連続体濃度の間には他の濃度が存在しない』

 濃度という規定がある時点で、ここで何を言っても素人考えになりそうだが、存在しないなら作ればいいのではないか?

 まずは数の定義。

 未数は数ではなく、数になる前のもの。
別物自然数:存在するだけでは数にならない。存在を方向性に沿って並べることで数になる。
広がり実数:連続する無限の広がり、つまり重力。広がりそのものは数ではない。

 別物自然数と広がり実数が互いに観測し合って、数は数となる。

 自然数は、別物自然数を広がり実数の性質を使って数えられるようにしたもの。
 実数は、広がり実数を自然数の性質を使って計れるようにしたもの、と言いたいところだが、ここに大きな問題がある。

 実のところ、実数というのは、計算によって導き出されたものにすぎない。しかも、別々の方法で導き出された数が、同じ数軸上に並べられると仮定しているだけ。
 自然数が連続体でないのはわかるが、実数に濃度があるかどうかは疑わしい。
 これがありなら、自然数から実数ではない数もつくれそうだが、もはや濃度では比べられそうもない。

 問題は、実数を定義する方法がないことにあるのだと思う。だから濃度という考え方をもとに、自然数を使って実数を定義しようとした。これがうまくいかなかったってことは、実数に問題があるってことだ。


※2つの無理数を、数を比べることなしに、どちらが大きいか判定することはできるのか?
※実数に含まれるすべての数を表すことができる計算式はあるのか? その式さえあればどんな無理数でも何桁でも表すことができ、しかもその無理数を導く他の計算式とも互換性がある。
 実際は、実数の中に無理数が並んでいると想定しているだけで、そのほとんどが存在を確認することすらできないのではないか?

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「知る」という感情

2014-12-07 08:43:30 | もの思い

 感情は結果になる。
 泣く、笑う、怒る。
 非現実、因果関係がない、事実でないことも、感情を結果にすることで状況が成り立つ。
 これは物語でより顕著だが、日常生活でも普通に行われていること。

 しかも、感情で処理される事柄というのは、だいたいにおいて乖離している。
 思考が乖離した時、結び付く結論がなくなり、無理やり感情と結び付けて結果とする、ともいえる。

 論理的に正常な思考ならば、感情的になる必要もないからなのだが。
問題:だからといって、我々が見聞きし正当に理解した事柄が感情と結びついてないと言えるだろうか?

 そこで、こう考えてみる。
 知るというのは、見聞きしたことが「知る」という感情と結び付いた結果なのではないか。
 ただ、「知る」という感情が当たり前すぎて、それを感情と認められないだけ。
 我々が目覚めている間はずっと「知る」感情が働き続けている。

 こう考えるメリットは、すべての感情を同じ規格で考えることができること。「知る」感情が当たり前なら、他の感情も特別なものでなくなる。
 また、存在するのが当たり前であるという理由で省みられないのが避けられること。


 感情を介せば記銘されやすい。が、人間はそんな感情的なばかりではない。しかし、ただ知るだけの機能が発達するとは思えない。

 外部からの情報で単純に論理的な結論を導けることはまずない。そこで感情を結果として処理する。だから矛盾し、乖離を起こす。
 ちなみに、乖離には同じものの別々の側面でわかりにくい同系乖離と、対抗しててわかりやすい普通の乖離がある。いずれにせよ感情で処理されるので、わかったからといって解決はされない。
 これを適切に管理するのが、「知る」感情に基づいた思考となる。

 発生的には感情が先にくる。感情の元となる生理的情報の管理があり、やがてこれを記憶で管理するようになる。その時いちいち感情を介しては身がもたないので、模擬的に感情を再現して情報処理するようになる。やがて模擬的感情は、「知る」感情としても機能するようになる。
 こう考えれば、神経回路の強化だけでは説明し難い、精神構造の広がりも理解できるようになる………かも。

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半次元と虚数次元、≠時空

2014-10-17 10:39:10 | もの思い

 世の中には半次元で表せるものが2つある。時間と光である。
 光は直進するだけなら半次元あればいい。さらにいえば、±1で直進し、±iで留まる、虚数次元という考え方もできる。

 半次元は1次元の下にある。たとえば3次元に2次元や1次元が含まれるように、ただの1次元は半次元を含んでの1次元となる。このことは4次元でも5次元でも同じ。もちろん3次元にも半次元が含まれている。

 ところが半次元は他の次元と違って半分しかない。他の次元と同じように計算するには工夫がいるのは目に見えている。
 とくに半次元=虚数次元だとすると、大きさが∞=1となって問題になりそう。

 ただし、数学で虚数が複素数として扱われるだけなら、まだやりようはありそう。
 a+bi これってただの符号?


 大きさの問題も次のように考えられる。

 普通の次元は自然数に対応させた数え方。虚数次元は自然数で分割した数え方。
 虚数次元は次元の単位として1として扱われるが、大きさは∞であり、他の次元と異質のものではない。

 以上のことをふまえ、虚数次元を含んだ次元の計算がどんなものになるか。
 1,2,3,…,n の次元軸と垂直方向に、1/(1,2,3,…,n) の次元軸が半分だけあるのだから、普通に計算できるとは思えない。

 その一つの答えになりそうなのが時空の計算である。
 3次元に時間の半次元?を加えて計算する。ローレンツ変換を使うのだそうだが。
 ウィキペディアで時空の説明を読んでもさっぱり理解できなかった。

 と、わからないなりに大きな疑問。3次元に半次元を加えても、それはもともと3次元に含まれるものなので、時間を変化させて計算しているように見えて、実は時間はまったく動いていないのではないか?

 ついでにもう一点、時間を半次元として計算する場合、虚数を2回掛ければ、マイナス方向への時間も計算できるようになる?

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