模様眺め

3DCGと模様と宇宙

宇宙のはじまり・改

2011-08-12 01:44:18 | 文化史論

 恒星と惑星の関係、惑星と衛星の関係は、原子と電子の関係に似ている。
 これは、星が粒子の自己記述形態だからである。
 粒子は星になることで、粒子としての能力を広げている。ただの粒子の集まりではできなかったことが、自己を模した形態をとることで可能になっている。

Uhkai01

 宇宙のはじまりには星が核を持たない段階が必ずあったはずである。無核星と有核星は明確に区別すべきでは。
 核があることで周回面ができ、集積が効率化し、顕著な階層構造をなす。階層の境界では激しく循環が起こる。

 論理は①~⑤へと進化することで、⑤で①の自己記述形態をとるようになる。粒子に対する星、遺伝子に対する社会がそうである。社会の定義が個の役割にあるとすれば、社会の中での生き方を自身に課すことは、生き方を自身に記述する遺伝子の振る舞いと合致する。
 同様に考えて、造星⑤の次にくる主張する論理の①に当てはまるものを考えてみると、①~⑤までの流れは「星の活動によって再帰的に起きる現象が、その生成物によって自己記述的に再現されるまで」となる。最終的に自己増殖するまでが、ここで起こることだから、これを逆算して最初に起こったであろうことを探ればいい。主体としては地球上では有機物ということになるが…
 まだ定義されていないありふれた化学反応があるのかもしれない(消化、吸収、呼吸とか)。