模様眺め

3DCGと模様と宇宙

タンポポ

2016-06-19 15:23:22 | もよう

 Shadeとの相性もあるかもしれないが、花より葉のほうが厄介で難しかった。
 遺伝子にとっては、子孫を残すことよりも、生き残ることのほうが大事ということなのかもしれない。
 この差は、葉は他の植物の中で生き残るため、花は同じタンポポ同士の中で生き残るため、目的の違いからくるものということになるだろうか。
 ただ、これまで手塩にかけて作った愛着もあり、これを生き残るための形と捉えることに、違和感を覚えつつある。
 植物の形にはもっと別の意味があって、見方を変えればスッキリした答えが見つかるのかもしれない。
 遺伝子に蓄積された記憶が示す生きる意味、存在する理由...のような。






以下、MPOファイル(3D,拡張子はjpg)










2015-11-30 14:18:47 | もよう

形違いはさすがに負担が大きい。色違いなら何とか。

元花はフィエスタコマチ?
花弁が開いてカーネーションっぽくなる前を作ってしまったみたい。時期って大事。





以下、MPOファイル(3D,拡張子はjpg)



心の月・新月

2015-10-02 10:26:59 | もよう

 試すのを忘れてたので、心残りなのでやっておいた。




 “心の中でのみ満ち欠けするから心の月”

 黒い丸の中の白い丸が大きさを変えてると見るか、黒い円が線の太さを変えてると見るか。
 いずれも変化は0%~100%の間で実数的に起こりうる。認識的にも脳で中間形が補完されて連続しているように見える。
 ところが、0%とその寸前、100%とその寸前では連続しているように見えない。中の白い丸が0%だと輪でなく黒い丸に見え、100%だと黒い丸が消えてしまう。
 これを数学的にいうと、0≠1/∞、1≠1/0 ということになる。

 一方、黒い丸の大きさが変化するパターン。これも0%~100%の間を実数的に変化しているとみなせる。
 この場合も、中間形を補完して連続していると認識できる。とくに0%においても、だんだん小さくなって消える様子が自然に想像できる。
 このことは、0がわりと早めに発明された理由といえるのではないか。

 ただ、これらの連続は厳密には実数とはいえない。実数ならば完全に連続しているはずだし、0=1/∞、1=1/0 であるはずだ。(?)

 実数で表される現象は、現実にはそんなにない。重力、移動、時間…他にもあるとしてもそれは理論上のもの。
 そもそも人は実数を認識しているわけではない。移動は瞬間を捉えた神経情報でしかないし、時間も同様。月の満ち欠けは目に届く光子の数の変化でしかない。認識の中に厳密な実数は存在しない。
 このことが、実数の定義が遅くなった理由なのだろう。

 ところで、そんな認識できないようなものが世の中にいくつもあるって、おかしいとは思わないか?
 実は、実数はもともとは同じものなのではないか? 


 最後に、月はいったん地球の裏に隠れるから良いんだとわかった。



心の月

2015-09-10 11:43:56 | もよう



 錯視の仕組みについて考えてみた。
 三叉や斜め交線、グラデーションは特徴的な立体パターンとなる。同じ物を斜めから見ても同じ物と認識できるのは、斜めの物を即座に補正して認識するからだと思われる。だから立体パターンにより形が補正されて歪んで見えるのではないか。


 もう一つ、形をどう捉えるかの問題もある。線は、方向性のある点ともとれる。だから、一列に並んだ斜めの線は、斜めに積み重ねられた平行な点ともとれ、実質的に傾いているという見方ができる。
 錯視には、実質的にそう見える、というものもよくある。



 参考にした錯視。上から、ツェルナー錯視、カフェウォール錯視、斜めが重要と思い四角を斜めにしたり、円を斜めにしたり、あと境界線でも試した。



黄金千手玉

2014-08-11 13:40:28 | もよう

 シンメトリと黄金率(この場合は黄金角だが)、この相反する美的基準。
 シンメトリのはずの腕が、黄金角で生えていたらどうなるか、やってみた。

 400玉、200玉、100玉

以下、MPOファイル(3D)



 500華

 ひまわりの種が螺旋状に並び、それがフィボナッチ数本になるという問題がある。
 図らずもそのような螺旋ができたので、ちょっと考えてみた。

 葉が黄金角で生えるなら、種がそうであってもおかしくない。理由は、バランスよく種をつけ、全方向に蒔くため。

 黄金角により何分割しても見事にバラけるところを見ると、要は見かけの周に種が何個あるとするかにかかっている。
 黄金角にすると、フィボナッチ数個目が起点付近にくる。これが周のひとまとまりとなる。

 花の中心ほど密集してて数えにくいが、螺旋が認められる所ではそこそこの数の種が並ぶ。周に何個あるかは数えにくいが、螺旋としてまとめると数えられるようになる。これが必ずフィボナッチ数本になる。