宮崎の畜産、1400億円の損害＝今後5年の県推計―口蹄疫

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農林水産省　プレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/index.html

口蹄疫に関する情報
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/koteieki.pdf

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　宮崎県は10日、県内で猛威を振るった口蹄（こうてい）疫の被害に関し、今年から5年間にわたる県内畜産業などの損失額が約1400億円に上るとの推計を発表した。これまで、JAグループ宮崎が県内の農家の被害額が800億円以上とする試算を明らかにしていたが、県がこうした推計を発表するのは初めて。
　県によると、5年間で口蹄疫から復興すると仮定した場合、既に発生した損失も含め、家畜の出荷額が825億円、関連産業の生産額が478億円、口蹄疫の被害を受けなかった場合より減少。これに一時操業停止となった食品加工業の被害額89億円を合わせると被害は約1400億円にも上るという。　
引用　時事通信　2010/8/10

1400億円というのがピンとこないと思うが、平成２２年の宮崎県の県の当初予算が約5800億円と言えばなんとなく理解できるのではなかろうか？
５年間での実質損失額なので１年にするとと考えるよりも１年間で生れるはずだった300億円が消えてしまい。その経済的な波及効果も失われるのであるから痛手である事は言うまでもない。

そして何よりも心の傷は価格などつけようもなく、これを機会に廃業する方もあるやもしれない。
この問題は畜産だけではなく、県全体。地域経済全体の問題であることを改めて認識させられる。