Alohaメンタルライフ※マナティのため息(想いつくまま、気の向くまま)

ドクターと患者家族の思惑の違い

先日母が転んで大腿骨を骨折しました。
二箇所の病院にかかりましたが
老人性認知症があるため、そして高齢(85歳)という理由で
手術は勧められないと言われました。
検査結果により手術自体は問題ないが、日によって意思表示が
あいまいだとリハビリは期待できない、他色々なリスクを
考えると手術はしない方がいいとの先生方の判断だったようです。
家族としては痛みをとることを最優先にしてほしいので、
リハビリトレーニングにいかなくても施設内での生活リハビリで
できるところまで回復できれば、それで言いと申し上げました。
リスクの大きさをパソコン画面に向かって説明を受け
家族の方をあまり見ないで、私がこのブログを書いている時に
している動作、誤字脱字を直す作業の音が未でも耳に残っています。
色々とお話を伺っているうちに、先生側は大腿骨骨折しても
他に検査に異常がないので,3ヶ月もすれば痛みも軽減するだろう。
手術が成功してもまた転べば他を骨折する可能性もある。
だから、寝たきりになっても手術をしない方が命は延命できる。との
お考えだったようです。
でも私としては、痛みがあり動けなければ本人はもちろん
介護者も大変です。何とかどんなリスクがあっても
覚悟はしますのでよろしくお願いします。
「ココまで言っても手術をご希望されるなら、やるからには
一生懸命やります。」
せっかくのお言葉がむなしく聞こえました。
結局無事手術も済み、緊張からか母は意外としっかりと受け答え
していました。来週末に退院という事です。
先生の何かあったら大変というリスク管理から入るやり方は
ご自分の身を守る保身の術でそれはそれで否めないと思いました。
政権だけ揺らぎ何も変わらないだろうこんな世の中です。
患者側の事情より病院側の事情を優先するのも致し方ありません。
これからの政治はせめて弱者に優しい政治、法律を目指して欲しいと思いました。
医は仁術だ!!といった時代もありましたよねぇ。
確かに機械化、精密化されて医療の進歩もすごいのですが。。。。

なんてマナティの独り言でした。

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コメント一覧

マナティ
ぺりおさんへ
有り難うございます。
高齢者は骨折をきっかけに免疫力を落とし
肺炎など他の疾患を併発する事が多いと聞きていますので、気をつける様にします。今のところ4日に1日は大変しっかりしていて、普通に会話もできるのですが、薬のせいか朦朧としている事が多くその状態で
動かれると、脱きゅうする恐れがあり
行院側でも注意をしてくださっています。
ぺりおサンは、HPに書かれているブログから想像するに説明をしっかりされる先生であることが伝わってきますので全く関係のないお話ですね。
マナティ
ユタボウさんへ
ご心配頂有り難うございます。
何時の世にもホームドクターは大切だと思います。海外でもホームドクターからの紹介で
病院へ送られるので、ご家族の希望は通りやすいですよね。実際訴訟問題も日本の比ではない様ですが、
海外在住の日本の方のお話で必ず出るのは日本の保険制度の素晴らしさです。
保険証を使う事のない元気な方には特典が
欲しいと常々思っている私です。
マナティ
硝子ブロックさんへ
有り難うございます。
基本的にどんなドクターも、患者さんを
何とか楽にしてあげたいと思っていらっしゃる立派な先生が多いと思いますが、管理下(経営、法律)ではなかなか思うようには行かず、思うようにすると自分の身が持たないのも現状でしょうね。どんな状況下でも主体は患者さん側なので、患者さん側が
に気を使ったり、怖がったりするのは
おかしいと思います。
問題は家族側は同じ意見でも、患者さん当事者がどうしたいかも大切で無私できないですから。そこは統一しておかないとまずいですよね。

マナティ
sandyさんへ
有り難うございます。
付き添っている間中
不自由な格好にしかめ面をしている母ですが
痛みはない様で、後は頑張ってくれることを
信じるのみです。
マナティ
大福丸さんへ
仕事柄よく思うのですが、あくまでも
主体は患者さん側(お客様)ですから。後で双方の説明不足や理解不足で後悔することは
嫌ですし納得しておきたいと思いました。
なかなか勇気のいる事だとは思います。
ぺりお
一医療従事者として
http://kawaminamidc.blog33.fc2.com/
マナティさん。

まずは、お母様の手術成功おめでとうございます。ご高齢になると、ちょっとの事で骨折する事が多いので、今後も充分お気をつけ下さい。


説明する時間は何分以上せよなどと、要求されているシステムがあるのは、事実なのですが、

せめて、お母様本人、ご家族にとって、重大な決断を迫られる時に、しばし、キーボードを打つ手を休め、正面から向き合ったのなら、今回のような思いをされなかったのに。と思います。

医療従事者の端くれとして、ある意味、襟を正さなければと思うお話でした。
ユタボウ
こんにちは
手術無事終わって良かったですね!

僕が生まれた時から家族全員で、お世話になっていたお医者さんが5年前に亡くなりました。

それ以来かかり付けの病院が無くなり不自由してます。

何でも相談でき信頼できるお医者さんの事を僕は先生と呼べると思っています。

お医者さんでなくとも他の業種や政治家、役人なども無難にするように見れる世の中ですね。

マナティさんの言う通り弱者に優しい政治、法律を目指して欲しいと思いますね。

それには国民の意識もちゃんとしなければ・・・ユタボウの独り言でした。
硝子ブロック
医は算術!
めんどくさい手術なんかやってらんないね。
薬漬けにして入院させて金儲けさっ!
万が一失敗して訴訟なんて事になったら
マスコミ押しかけさぁ大変!
くわばらくわばら・・・

なんて事をお医者さん方が思っていない事を信じたいと思います。

私は医者っていう仕事程尊い職業はないと思っています。まさに聖職だと思います。
人の命を、病を救う仕事なのですから。

お医者さんがもっと医療に専念できるような環境を社会が整えるべきだとも思っています。
ここ数年の病院と医者の環境の悪化は確実に政治のせいだと思っています。
何もかわらない、と思わないで変えなければと
いう気概を持ち自分の大事な一票を行使しようではありませんかっ

って何か話しがずれまくりましたが・・・

一番言いたかったのは
お母さんの手術が成功して本当によかった
sandy
無事退院
良かったですね。
知人のお母様が骨折された時(骨折箇所は忘れましたが...)、やはり高齢だからと手術出来ず三ヶ月入院されました。
長い間寝たきりだったので、痴呆が進まれてご自分も家族も辛い思いをされています...。
手術を無事受けられて良かったですね。
ご自分で動けることが一番だと思います。
これからのリハビリも大変ですが、マナティさんやご家族の笑顔で支えられるでしょう。
お祈りしています。
大福丸
ドクターと患者
最近はよく天才医師のことをTVで取り上げてますよね。
TVで紹介されるドクターはそれはとても立派な方で
何よりも患者や家族を考えて治療して下さってるように思います。
そんなドクターに出会えればいいですが
現実はなかなか難しいですよね。
少し前に患者力と言う言葉を聞きました。
マナティさんのようにちゃんと思っていることを伝えることって大事だと思います。
こうじゃなかったハズなのに・・・
とならないようにしっかり意思を伝えないと。
と、思いました。
政治については全然国民の声が届いておらず
まさしく保身で動いてますよね。
なんとかしてくださーい!(笑)
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