「嵐が丘」を観ました。
「ジョニーが10回は観た!」で・・・観てしまう私。
小説は読んでないので下調べ。
登場人物が入り乱れてるから家系図まで作っちゃったよ
外国って親の名前を引き継ぐでしょ。ややこし、複雑。
ところが、映画と小説じゃ別もんでした。
家系図作るほど複雑じゃなかった。
なぁーーんだ
原作の小説は主人公であるヒースクリフ・キャッシー世代と
その子供達へ引き継がれていくロングランな愛憎、復讐劇。
ところが、映画では子供世代はバッサリ切られてた
原題は
Wuthering Heights
エミリー・ジェーン・ブロンテ(Emily Jane Brontë1818.7~1848.12)
小説のストーリーはこちら。
何度も映画化、舞台化されてますがあえて古いのをチョイス。
嵐が丘(1939年 ウイリアム・ワイラー監督)
マール・ロベロン ローレンス・オリヴィエ主演
登場人物
●キャシー・リントン(アーンショー家の娘)
●ヒースクリフ (ア―ンショー家に引き取られたジプシー)
●エドガー・リントン(リントン家の息子) キャッシーと結婚
●イザベラ・リントン(エドガーの妹) ヒースクリフと結婚
●ヒンドリー・アーンショー(キャシーの兄) ヒースクリフの復讐の最矛先
●エレン(語り手・家政婦)
●ロックウッド(物語の聞き手)
あらすじ
舞台は「嵐が丘」と呼ばれる古い館。
ア―ンショー家の養子としてジプシーの血を引くヒースクリフが引き取られた。
そこにはヒンドリーとキャッシー兄妹がいた。
やがて娘のキャシーと恋に落ちる。
愛は身分の差を越えるはずだったが、年を重ねていくうちに
キャシーは金や名誉といった欲に蝕まれ、名家リントンの息子エドガーと結婚。
ショックを受けたヒースクリフは復讐を誓い姿を消す。
その後、大成功をおさめ、嵐が丘へ舞い戻る。
ついにヒースクリフの復讐が始まる
先ずは自分を蔑み卑しめたヒンドリー・・・
嵐が丘NO4
感想ですが。
全くの私個人の感想です
深く深く掘り下げてませんので、その点につきましてはご容赦を。
「なんだ!何なんだ!ヒースクリフにキャシー」
ちっとも賛同できない。思い入れも出来なかったんですけど・・・・
ヒースクリフを愛してるとはいえ下男のヒースクリフとの
結婚は貧乏生活が目に見えてる。
貧乏生活より、上流階級の名家の息子・エドガーとの結婚を
考えるのは、そりゃ・・・わかるけど。
でも、貼ってる動画でのキャッシーの言う事って・・・あからさま過ぎない?
そう言いつつも、気を持たせてずっと人参ぶら下げてる
結局はエドガーと結婚するキャッシーに可愛さあまって憎さ100倍
愛するキャッシーを奪ったエドガーへの恨み骨髄
自分を蔑み卑しめたヒンドリーにも恨みはつのる
でも、
ここまで執拗に復讐する?
(小説だともっと凄まじいようです)
映画のラストで
ヒースクリフは死の間際のキャッシーの所へ行こうとします。
イザベラは「キャッシーは兄さんの腕の中で死なせてやってくれ」と頼む。
しかし、振り切りキャッシーのもとへ・・・・
エドガーが留守の隙に忍び込み、思い出を語りあった二人は愛を確認し、
キャッシーはヒースクリフの腕の中で息を引き取る。
帰宅したエドガーはそんな二人をなす術もなく見てるだけ・・・
「お前は出て行け!妻から離れろ!」って何故に言わない
反対に、ヒースクリフから「近づくな!」って言われるし。
その後、物語は「そーなの?」結末を迎えるのですが・・・・
ちっとも周りを翻弄しまくる二人の愛が分りません
結論として・・・・・。
本を読まなければこの物語の真髄はわからないのかな。
しかし、あんまり読む気が起きない
訳者で内容ががらりと変わる翻訳本なんだけど
レビューでは田中正二郎さんのが評価が高い。
(好き嫌いがあるから、一概には言えないけど)
読まれた方いらっしゃいますか
映画の字幕もそうなんでよしょうけど・・・・
1939年の英語は今では使われない古めかしさがあるんだろうね
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因みに
ローレンス・オリヴィエは端正な顔を野生的にする為に付け鼻をしたって。
『ジェーン・エア』(Jane Eyre)は、エミリーの姉のシャーロット・ブロンテの長編小説。
やっぱ、ジョニーの写真で締めましょう
チェイザー―――――
この二人のラブシーンのエロさったらなかったですね