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たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(続)桐生・吾妻山

2017年04月26日 | 登山
続き

トンビ岩を後に更に上を目指します


私より遥かに年上の女性の力強い登り、凄いものですね

私を追い抜くと、その姿はみるみる小さくなってしまいました




上から見れば平坦に見えるガレ場の急登・・踏ん張りどころです






もつれ合った風景、それぞれが思い思いに


二つ目の男坂・女坂

此処でも私は迷わず女坂を選択しましたが雄さんは男坂に挑みます






息の切れる登りを繰り返し山頂に到着です

一角には立派な祠が鎮座し見れば真新しい注連縄が駆けられていました

今もなお市民にとっては生活を支えてきた神に対する信仰は根強い様で

山頂に着くと先ず京都から織物技術を伝えたと言う「白瀧姫」が祀られる祠に

必ず背筋を伸ばし拝礼する地元登山者が多い事に驚かされました

何はともあれ先ず展望に目を向ける私とは大違いです






トンビ岩から眺めた桐生市街

そしてトンビ岩では確認できなかった懐かしの根本山や花の名山、仙人ヶ岳

気持ちのスカッとする展望が拡がります

目線を下げれば崇禅寺(ズームを利かせて有ります)

登りながら木の間越しに見えた赤城や日光方面の山々は

山頂では木々が茂り残念ながら望む事は出来ませんでした

山頂で1時間余り、昼食休憩を取り下山の準備に掛かります

そうそう、地元民とは逆になりますが祠にお詣りをして・・・




ザラ石や浮石の多いザレ場の岩場は登りよりも緊張します

そんな時に下りの一服となる花たちは有り難いものです


そしてトンビ岩の手前で私の足にじゃれ付いた犬とのこんなハプニングも

どうやら、この家族ここでUターンの様です

左上に少し覗く奥さんが青い顔をして「私、これ以上 上げれないわ

 帰り絶対おりられない」と後ずさりを始めました

そう、危険と感じたらやめた方がいいですよね


途中から別のルートを下りますと前方の景色が何と・・・

山ツツジが斜面を覆う景色に出くわしました


花と平坦な快適な道、ゴールは間近です

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は嬉しい記事が舞い込んだ

心配していた、どんぐりさんの手術が無事に終わり退院されたのだ

良かった、本当に良かった

完治していないお身体で私のブログに目を通してくれた事もまた嬉しかった

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14 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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続・吾妻山 (イケリン)
2017-04-26 22:07:26
「とんび岩」からの眺望も素晴らしかったですが、
頂上から眺める桐生市街や崇禅寺の眺めも素晴らしいものがあります。
この風景を眺めたら、いくぶんかの疲れは吹っ飛んだことでしょう。
天候にも恵まれて、山の魅力を余すところ無く堪能されたのではないでしょうか。
これがあるから、苦労しても登りたくなるのでしょうね。
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眺望も良く (takezii)
2017-04-26 22:59:07
適度なガレ場もあり 山ツツジ等 花も見られ アクセントが有って いい山歩きが出来ましたね。
地元、桐生市にとっては ゆかりの有る山、親しまれている山のようですが まったく知らなかった私等は たか様のガイドで またひとつ 勉強になりました。
有難うございます。
 
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イケリンさんへ (たか)
2017-04-26 23:01:19
イケリンさん、こんばんわ

景色はやはり標高を上げれば上げるほどダイナミックになって行きますね。
此処はパラグライダーの基地にもなっているようですので
その目線で見下ろしたら又、違った街並みを捉える事が出来るのでしょう。

そうなんです、最高の登山日和の中で味わう緊張と安らぎ
山の魅力はこんな所に有るのかもしれません。

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takeziiさんへ (たか)
2017-04-26 23:20:13
takeさん、こんばんわ

この山は近くに有りながら登ったのは初めてでしたが
小粒ながら変化に富んでいて十分、楽しませて貰いました。
地元の人達がずっと見守って来た山と言うのは暖かさが有りますね。
登山口も何カ所か有る様ですので季節を変えてまた登りに来ても良いかな?と思っています。

今、織物産業も昔の隆盛は影を潜めてしまいましたが
富岡製糸が世界遺産となりました事も有りますし
再び、こn街が活気を取り戻せる日が来るかもしれませんね。
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お早うございます (延岡の山歩人K)
2017-04-27 06:27:10
ガレ場の急登と
滑って踏ん張りが効かないので
三歩進んで 二歩下がる・・・
人生と同じですね(^o^)
低山でも ピリッと辛い
そんな 登山だったようですが
良かったですね

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心にいっぱいの栄養 (越後美人)
2017-04-27 10:58:09
桐生は織物で栄えた所ですね。
技術を伝えた「白瀧姫」を先ず参る心がけが素晴らしいですね。
無事に登れた感謝と帰りの無事も祈願されているのでしょうね。
薄れがちなそういった行為を大事にしないといけないなあ、と反省しました。

それにしてずいぶんな岩の坂ですね。
でも、しんどいばかりじゃなく、美しい新緑あり花あり、ワンちゃんありで、
楽しみや励まされることもあり、心にいっぱいの栄養が入りましたね(^_-)-☆
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ただいまァ~♪ (どんぐり)
2017-04-27 11:35:50
たかさん、こんにちわ。
長くご心配おかけしてすみません。
どんぐり無事に帰還を果たしました!(^^)!
はい、お約束通り、両手いっぱい手土産ぶら下げ帰ってまいりましたよ(笑)

これから少しづつ出し惜しみしながら発信しますね(笑)

多少の障害は残っても、想定内!
命が助かっただけでも感謝、感謝です。

自然の景色や雄大な光景は、たかさんの画像から
満喫させて頂きま~す。
新鮮な空気を一緒に吸ってるような・・・そんな感覚になります。

あッ、時々野鳥の姿もお願いしますね。

今はヒナが孵る時期ですね~
たかさんのお庭にも可愛い親子の姿見られる頃でしょうか・・・

時々読み逃げするときも有りますが
毎日楽しみにしてます(*^-^*)

温かいお見舞いのお言葉を戴き
ありがとうございます。
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こんにちわ (たまボブ)
2017-04-27 13:46:02
自分よりずっと年上の方々に、さっと抜かれたり、
こちらがまだ頂上を目指してヒイハア言っている時に、
涼しい顔で折り返し下ってくる人達。
自分が小さくひ弱に感じてしまいます。

しかしガレ場、ザレ場ばかりの難所続きを難なく登る
たかさん達にもアッパレを進呈。

途中で見かける小さな花にも癒されますが、可愛い
ペットのお出迎えもいいかもです。
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延岡の山歩人Kさんへ (たか)
2017-04-27 16:08:31
Kさん、こんにちわ

ガレ場の登りは「三歩進んで二歩下がる」ですが
「ソレワンツウ・ワンツウ」といかないのが下りですね。
一歩踏み出したら1mくらいずり落ちてしまう事も。
岩面がゴツゴツしていますからそれこそ傷だらけ
場合によっては谷底へダイビングという事にもなりかねません。
高かろうが低かろうが甘く見てはいけない、それが山ですね。
若い時と同じ気持ちで登っていたら痛い目に合いそうです。
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越後美人さんへ (たか)
2017-04-27 16:38:22
越後美人さん、こんにちわ

桐生の絹織物の起源は奈良時代まで遡るそうです。
以来、織物の街として栄えて来ましたが安価な外国産の輸入で
次第に衰退し僅かな工場が稼働しているだけになってしまいました。
そんな桐生ですから上から見守る白瀧神社奥社の祠は大切な守り神として崇めて来たのでしょうね。

>心にいっぱいの栄養
   ズシリと來る表現ですね。
   山に戴いた栄養分は日々の生活の栄養源となって明日の活力を生み出してくれるんですね。
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