続き
(所々載せた写真は全て山頂で写したものです)
1時間ほど休んだ後、鞍部に向けて200mの油断ならない急下降に入るが
周囲が開けているので左程の恐怖感は無い
未だ上手くは無かったがウグイスの鳴き声がしきりだ
登って来るときには気付かなかったヒカリゴケを
擦違った登山者によって見る事が出来た、これは思わぬ収穫だった
また中間点辺りではイワナシを積んでいた女性グループが
「疲れた時にはスキッとするのよ」と言って一粒分けてくれた
そんな寄り道をしながら知らぬ間に私達は鞍部に到着し
此処から再び登り返して雷清水で一息
この極上の水は今日、参加出来なかった雄さんへの土産にしよう
・・・(略)・・・
中の芝を過ぎた辺りで雨具を見に付けるのも忙しい程の
激しい雨となってしまった
ほんの僅か見えていた谷川岳も今は全く姿を消している
ゲレンデに通じる近道を下っている内、シェフが遅れ始めた
どうやら膝に来ているらしい
ゲレンデに入る頃には雨の降りも大分納まって来たが辺りの風景は
白く煙り視界も15m位しかない
仲間の影がポツンポツンと、まるで夢遊病者の様に見える
正直言ってこの下りは私もきつかった
せめてもの慰めが足元に疎らに咲いていたマイズルソウが下るにつれ
その数を増やし荒涼としたゲレンデを飾っていた事だろうか
ボーッと前方に和田小屋が見えてきた
あれほど激しかった雨も和田小屋に降り立つと嘘の様に回復し
晴間さえ見えている 皆のズボンは悪戦苦闘した事を物語る様に
ふくらはぎ辺りまで真っ黒だ 山の天気の激変を思い知らされた山行
しかし十分満足して車までの30分を、もう一踏ん張り頑張った
シェフはと見れば足を引きずっている、もう山はコリゴリかな!
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髭のシェフが「何でこんな大事をしてまで山に登るんだろう」とぼやかれたのもわかる気がしますねぇ。
シェフも足を引きずりながらも完登され、山の魅力を十分に味わわれたことでしょう。
雪渓を超えた後に木道の両側に広がる風景は別天地のようだったことでしょう。
苦労して登った後に目にする風景は、いつ迄経っても忘れられない思い出として残ることでしょうね。
ご主人がご一緒でなかったなんて、珍しくないですか・・・。
痔の手術のことやら小屋の管理人の事
シェフのボヤキ
たかさんの表現がストレートで面白い
「ふくらはぎ辺りまで真っ黒だ
山の天気の激変を思い知らされた山行
しかし十分満足して」
十分満足して 山が好きじゃなかったら言えない言葉です
でも山頂はあの通りテーブル状ですので広々としていて、とっても気持ちが良かったですよ。
秋に九州の友人を案内しましたら「九州にこんな山は無いなぁ、まさに天井の楽園だ」と大喜びしてました。
シェフとは、その後お会いしておりませんので今、何をしてるやら、苗場山を思い出す事が有ったでしょうかね(笑)
雄さんは、多分、仕事で行けなかった様な気がします。
山平は私の同級生が良く飲みに行く店で「今、山平で飲んでるんだけど雄ちゃんと出かけて来ないか?」とあの頃、良く誘いの電話が掛かって来ました。
行くと大抵、同級生が数人、屯している訳ですが、その一人が青ちゃんなのです。 今は皆、静かになりました。
小屋の管理人さんも初対面の登山者に母親の悪口を言うなんてねぇ。 本当に可笑しな(変な)人でした。
とにかくハプニング大盛りの登山よ。
前日に 小雨の中 巻機山に登った後
苗場山に登った記憶が蘇ります
多分 同じルートだと思います
広い山頂には 驚きました
山小屋で 購入した 300円の CCレモンの美味しかったこと
忘れられない味です。
ちょっと凄すぎです。
多分、お花の時期だったのでしょうね。
巻機山は山頂小屋が建て替えられてから小屋で一泊しましたが、それでも大変な山でした。
その後に苗場とは・・・もうギブアップですね。
でもどちらも山頂湿原ありでccレモンの味と共に満足されたのではないでしょうか。
他のメンバーのキャラクターが面白過ぎ、デコボコグループ?に見えてしまいます。
でも 皆さん ピストンしてしまうんですから たいしたものです。
神楽ケ峰あたりから見る苗場、いったん大降りしてから 登り返さなければならず 一瞬 こりゃ大変だ!と 思ってしまいますね。
でも 池塘が広がる山頂に辿りつけば これが苗場・・と大満足、そんな山ですね。
数年前 老夫婦でゆっくりのんびり、山頂ヒュッテ泊で訪れた苗場、記憶が蘇ってきます。
それぞれが個性的で楽しい仲間たちでした。
先日、takeさんも苗場山を投稿されたのでしたよね。
あの時の記事はtakeさんの様に山頂小屋泊で朝を迎えたらどんなに素敵だろうと羨ましかったですよ~。
今、あの小屋は稼動しているのでしょうかね。
出来る事なら今年の夏にでも、あの景色に浸りたいものです。
僕も同じルートで登りました。というか皆ほぼこのルートですよね。
頂上直下の急登、思い出します。きつかった~。
大勢、様々な方々との登山は楽しそうですねぇ。
その道中の陽~気なこと!
以前のように、またちょいちょいお邪魔させていただきます。
良かった~、お元気なお声が聞けて!!
苗場山、同じルートで登ったのですね。仰る通り、このルートが苗場山の一般的な入山ですね。
この後、九州の友人を連れて別のルートから登りましたが、そのルートもきつかったですよ。
同行した人達は皆、愉快な人達ばかりでしたからバカを言いながら何となく山頂に到達したといった感じです。
登場する青ちゃんは私の同級生で有り雄さんとは良き飲み仲間でした!