雄さんが入院する前日(5/15)に登った官の倉山をスッカリ忘れ
あれから一ヶ月が経ってしまいました
慌てて投稿です

ここは秩父七峰縦走コース
七峰とは小川町駅から寄居駅までの七山を言い全てを繋ぐと42.195キロ有るそうです
この縦走は毎年、春に行われている小川町のイベントですが
とても全部を登りきる事は無理ですので今日はその官の倉山と石尊山にトライしました


左に天王池を見ながら歩く登山道は檜の林床をシダが覆い何処か原生林の趣
シダにちょっと煩いT君が「これは両面シダ」とウンチクを傾けます

暫くは整備された気持ち良い道が続きますが
道がつづら折れになると岩混じりとなり、いよいよ山を実感する様になりました

分岐で小休止を取り汗の静まりを待って待ち構える急坂に歩を入れます
少々辛い登りですが、ここを頑張れば官の倉山頂はもう目の前
さぁもう少し、頑張って行こう!

今日は春特有の靄が掛かり遠望は叶いませんでしたが
それでも展望が開ければ心は快晴
昼食には未だ早いので水分補給とオヤツのみとして次なる峰、石尊山に向かいました

官の倉山から大きく下り途中のピークを越えて木の根の張り出した急坂をエッコラサ


登りは更に続きますが頭上の花に疲れを託し さぁ、頑張ろう


お疲れ~
石尊山到着です


T君は今年の夏休みの研究課題として小川町の下里で多くとれる
緑泥石片岩を挙げるそうです
この緑泥石片岩は火山岩や溶岩がプレートと一緒に沈み込み地下の深い所で
高い熱と圧力が加わり固まっで出来た石なのだとか
祠の前に敷かれた石を見てさっそく調べ始めたT君でした

昼食を食べ終えたころ団体さんがやって来たのを機に下山準備に取り掛かります
「長い鎖場が有るから気を付けてね」そう助言して下さった言葉に嵩山で鎖に初挑戦したKちゃんはニンマリ
でも、油断は禁物よ




急な下りを40分ほど熟せば、
そこから先は木漏れ日の眩しい、そしてフタリシズカが足元を飾る平坦な道となりました
5本あっても2人とはこれ如何にですね


前方に休憩所にもなっている真新しいトイレが見えてくれば里はもう間近
この不気味な植物は一体なんだろうと調べてみれば・・・蒟蒻だって!
でも、何でこんな所に???

帰路は電車は使わずこのまま歩いて小川町へ
民家の庭にはこんな可笑しな花が咲いていました
この時には名前が解りませんでしたが丁度ブログにこの花を挙げた方がおりまして
ニゲラである事を知りました


T君の家で飼っているペーター君、今日は大勢で押しかけたので少々興奮気味です
普段は黄土色をしていますが気分や感情でこうも体色が変わるなんて
カメレオンのご機嫌は解りやすいんですね
