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被爆電車651号に乗って見た

2022年08月09日 | Weblog

鉄オタ孫君からの情報を得て急きょお出かけ。

横川駅~広電本社前の路線で、往復運転をしているという被爆電車651号に乗って見た。

JR横川駅で下車して、広電横川駅(終点&始点)でこの被爆電車651号を待っていると

江波行きの電車と、広電本社前行の電車が交互に10分おきくらいにやってくる

とても利用者の多い路線のようである。

 

来る電車来る電車すべてを、乗車側通路で、スマホカメラでパシャパシャ撮っていたが、

なかなかやってこない651号車。いつ来るのかなあ と思っていた矢先

同年代のご婦人から声をかけられた。

「そこのベンチに座られたら?」

 

この場所についてから40分くらい立ったままで写真を撮っていたのを

どこからかで見てたのかのような声掛けだった。

どうやらいつも利用している電車客のようだったが

「広島で今3台しか走っていない被爆電車が来るのを待っていて、それに乗って紙屋町迄行くところです。」

というと、

「へえ。それは知りませんでした。そんな電車がここの路線を走っているのですね」

 

日常利用している広電の電車は、生活の足になっているので

その特別感はあまりなく、

かえって古い電車はステップが高く乗り降りしずらいと

高齢者には不評のようであった。

 

この650形の電車は、現在651号.652号.653号と3台だけが広島の街を走っていて

652号は、朝などラッシュ時や、不要不急の時にだけ運行され、

653号は、後世に被爆地広島を伝えるため、修学旅行生など団体専用車として運行されている。

 

待ったかいがあり651号に乗り込むことが出来た。

内部はかなりレトロ感満載で、木の柱や木の扉が、暖かさを感じる。

 

こうした解説が運転席後の降車口に設置されており、

降りるまでは気が付かなかったので、あたふたして撮ったため、降りたい乗客の邪魔になったかも。

 

RCC開局70周年x広島電鉄操業110年被爆電車特別運行プロジェクト

8/6・7・8・9と各日15名乗車@1200の特別乗車の応募に外れた孫君は、

 

相生橋を運行する651号や653号を原爆ドームを背景に撮影したかったようで

無事ミッションを果たして帰って行った。

 

この651号は、運行を初めて80年くらいになるらしく

もうすぐ見納めになるかもしれない。

広電オタクの話によると、現在工事中の広島駅が新しくなっての開業の時に

駅前に、静態保存する話が上がっているとの事。

被爆後、悲しみにくれる広島の街を走り、

市民を大いに勇気づけた“ヒロシマ復興のシンボル”と言われている

被爆電車。

もしそうなら これは、大賛成。

 

元気で広島の街を運行しているうちに、また651号に乗りに行こうと思う。

ただ、運転手に聞いても、

いつ乗れるのかが分からないという難点ああり・・・

 

 

 

 

 

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