ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

ストーリー

2022-01-23 14:25:00 | アディクション・スタディーズ
一般的に、多くの依存症当事者は、最初は自分から専門家に援助を求めようとはしない。

その過程の中で、「イネーブラー」であった人々にも当人に愛想を尽かす時期がやってくるだろう。

そのようにしてようやく、当人が「底をつき」、自分の意志の力だけではどうにもならないことを悟り、援助を希求することができるようになる。

これが、「底つき」を重大な転機とみなすアディクションアプローチが描く一つのストーリーである。






次回の12ステップミーティング

日時
2022年2月27日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)


p167 おわりに

2022-01-22 17:29:00 | アディクション・スタディーズ
書き進めながら、アディクションアプローチはこれまで薬物依存症をとりこぼしてきたのではないかと思うに至った。

犯罪化されたがゆえに、司法に丸投げしてきたのではないだろうか。

そのことを真摯に受け止めなければならないのではないか。



次回の12ステップミーティング

日時
2022年2月27日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)


たどっていくと、先に足を踏んだのは…

2022-01-21 08:36:00 | 日記
お正月に母のブラックアウトがあったんだけど

たどっていくと、それは、
私が母を粗末に扱っていたからで

粗末に扱ったのは…なぜだろうか?
ええと…

母が自分のことを家政婦だと自称していたり
若い頃の仕事のミスを自虐的に話したりしていたからで…

なぜ、自虐的に話したのかというと
母は
たぶん能力以上の仕事をしなければならなくて

それは家計を背負わなければならなかったからで

なぜ家計を背負ったかというと
私たちが進学したからで

なぜ私たちを進学させたかというと
女にも仕事についてほしかったからで

そうやって辿っていくと

最初に足を踏んだのは

やっぱりね、私なのですよ

これ、一体、どこから正していけるんだろうか。

埋め合わせの作業は、エベレスト級。

今日一日





ゲートとしてのHR

2022-01-21 08:17:00 | アディクション・スタディーズ
おそらくアディクションにかかわる援助者は、最初から断酒・断薬を強調することはないだろう。…それは入り口としてのハームリダクションであり、薬物の場合のハームリダクションとは異なるだろう。

援助者がその先に断酒・断薬を見越しているかどうか。

あくまでその導入として害の低減を許容しているかどうかは大きな違いではないか。




次回の12ステップミーティング

日時
2022年2月27日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

とりこぼしてきたもの

2022-01-20 08:52:00 | アディクション・スタディーズ
ハームリダクションは、このような(薬物は「犯罪者」という最大のスティグマとともにあり、病気という「言い訳」は許されなかった)社会的制裁・スティグマの深さによって誕生したということを強調したい。

多くの援助者はアルコールと薬物を同じアディクションとはとらえないほどそれは周縁化されてきたのだ。

アルコール専門病棟はあっても、薬物のそれは存在しなかった。それほどまでに、アディクションの領域においてさえ薬物は差異化(差別化)されてきたのである。

そのことを問題とせずに、ハームリダクションをアルコールにも、という傾向に疑問を抱くのは筆者だけだろうか。

むしろ、もっと多くのアディクションの専門家は薬物依存症に積極的に取り組むべきではないだろうか。


次回の12ステップミーティング

日時
2022年2月27日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)